「ちゃんぺら」って知ってる?
いわゆる「教科書ガイド」のことだけど
教科書の練習問題の解き方とか
答えが全部載ってる。
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いや、これがズルくってね、
先生から禁止されてた
ような気がします。
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同じことをChatGPTにも
感じている人がいるみたいなので
今日はその話をしたいと思います。
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「ちゃんぺら」ってずるい
おそらく造語だったり、方言だったりすると思うんだけど「ちゃんぺら」って言ってたと思う。いわゆる「教科書ガイド」で、練習問題の解き方とか答えが書いてある。
これが、光村図書だったり、東京書籍だったり、教科書ごとに用意されていた。もう30年〜40年も前の話だから頭の中で歪曲されているかもしれないが、学校からは禁止されていた、ように思う。
それでも、コッソリと本屋に注文して、中学校のころに英語と数学だけ手に入れた気がする。子供心に「ずるいよ、ずるいけど…」って思ったのを覚えている。
なんでズルいって思うんだろうね。答えが書いてあるから?
そもそも、教科書って解き方の事例が少なすぎて、答えしか書いてなかったりする。教わる内容から練習問題を解くところまでが、急な崖のように難易度が跳ね上がるのだ。それで、解き方も含めて助けを求めたのが「ちゃんぺら」だ。
当時はひたすら、わかりやすい参考書をなけなしの小遣いで探し回る…というのが学校帰りのルーチンワークだった。今のようにインターネットもないものだから、ネットで解法を調べるとか、Amazonの一番売れてる参考書を買うなんて選択肢はもちろんない。
答えが書いてある≠考えなくなる
それで「禁止されている」という事実もさることながら、「なんでズルいって思うんだろう」を内観していくと一つの答えに辿り着く。
答えをみると、考えなくなる
この根底の思考が「ズルいから」と、「ちゃんぺら」に手を伸ばすのをおくれさせ、気づいた時にはその教科のことが嫌いになっていたりする。結局のところ、
1. 禁止するから「ズルい」という思考が生まれる
2.「ズルい」とおもうから良心の呵責で手出しが遅れる
3. 手出しが遅れた結果、【痛みを感じすぎて】対象を嫌いになる
4. 対象を嫌いになるから、答えを見る人をズルいと思う
そんな、負のスパイラルを産んでいたように思う。
この、【痛みを感じすぎて】対象を嫌いなるという現象についても説明したい。
ケーキは別腹理論
ほら、「ケーキは別腹」っていうじゃないですか?
いや、急になんの話ですか!😂
あれ、本当らしくて、「食べたい!」と渇望した瞬間、ホルモンの働きで胃腸の活動が活発になって、胃の容積が空くらしいんだよね。
これと同じことが、学びの現場でも起きている。
パソコン教室の生徒さんを見ていると、教科書の問題は言われた通りにやるからできる。ところが、ドリル(問題集)をやり始めた瞬間「全然分からない」となる。それで、ここはちょっとだけ痛みを感じてもらおう(2〜3分でいい)と思っている。そう、問題にあたって「痛み」を感じることで、脳の中にもそれを受け入れる「別腹」ができるのだ。ところが、この痛みはあまり10分、20分、30分となると耐えられなくなるから、「もうムリ!」となるまえに助けが必要だ。
大人のちゃんぺら、ChatGPT
この1年間、ChatGPT 使用禁止なんてニュースをいくつも聞いてきたと思う。その理由は2点ある。
1. ChatGPT の答えが間違っていることがあるから
2. ChatGPT がすぐに回答を与えてしまうから
コンピュータは正しいもの、と思っていると1を受け入れられないが、ようやくコンピュータも間違いを犯すということが認知されてきたのが ChatGPT で、僕はこれをいいことだと思っている。自分で検証するのが当たり前になるからね。
それで、問題は2番です。
「ちゃんぺら」が素晴らしいのは、自分が使っている教科書の内容そのものに対して解答や解説がついている、ということです。どんなに優れた参考書を手に入れても、自分の目の前の問題と向き合うときには「応用」という名の崖が存在する。自分に当てはめたら、それってどういうことなのよ!?という「応用の崖」。
たとえば、あなたが料理の作り方を習ったとする。切り方一つとっても、サイの目切り、輪切り、千切り、乱切り。それで、カレーの時の人参の切り方ってどうするんだっけ?というときに、レシピ集にカレーがあれば「乱切り」で、と書いてあるかもしれないがそれが「タイ風カレー」になった途端に、あれ?人参入れる?切り方は?と迷うことになる。
そう、自分ごとに変換するときに(よくわからないという)「大きな痛み」を経験するんです。
例えば、自分のビジネスをしている人は「キャッチコピーの作り方」というのを研究したことがあると思う。そのコツを教えてくれるところもたくさんある。その例として、たとえば「ヨガスタジオ」をやっている人は、あなたの提供するサービスでお客様にインパクトのある「ベネフィット」を具体的な数字を交えて組み込みますと言われたとする。
ムリせず楽々1ヶ月で−5kg、みたいな(笑)
じゃぁ、それをウチのパーソナルジムにも、、、えっとウチの場合?どう考えればいいんだっけ?
ここが練習問題の崖のようになってて、やり方を習ったけどできないのはここに原因がある。そう、圧倒的に自分ごとに落とし込むための練習量が確保できないのだ。
だからこそ、ChatGPTなんです。
キャッチコピーの作り方は、(条件1)+(条件2)+(条件3)ですが、これを私の運営するパーソナルジムに適用して、キャッチコピーを作りたいと思います。このキャッチコピーを作るために必要な事柄があれば、いくつか質問をしてください。
のように、自分向けに超カスタムして答えまで導いてもらう。それが、ChatGPT の使い方です。
まだ「そんなことをしていると自分のキャッチコピーを作る能力が養われないでしょ?」とか思ってない?
それで、あなたのしたいことってなんでしたっけ?キャッチコピーを作ること?それとも、あなただけのパーソナルジムを大切なお客様に届けること?
ズルも実力のうち。自分にちょっとしたズルを許せるって心の余裕も欲しいですね☺️
まとめ
今日は、「超自分カスタムしてくれる『ちゃんぺら』」として ChatGPT の話をしました。
いままで、自分ごとまで落とし込んでくれる仕組みはありませんでした。コンサルさんにお願いするのは個人レベルではハードルが高いし、起業塾に行っても「自分ごと」化するには、いくつかのハードルをこえなくてはいけない。
その崖に、階段を敷いてくれるのが ChatGPT です。
実は、ChatGPT が伴走してくれることで超えられる心理的な壁はこれだけではありません。11/16 の AI x ブランディングセミナー in 新潟では、10の心理的障壁をAIで越える方法についてもお話します。ぜひ、足をはこんでくださいね。
それでは、今日も素敵な1日を♪
11月16日(木) 13:00~16:30
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ご質問などは、LINE公式からいただけますと幸いです。
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