画像生成AIを触ったことがある人は
いくつかの言葉を入れて
あとは AI におまかせの「運ゲー」
として楽しんでいる
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でもね、僕は「運ゲー」だとは
思ってないんですよ
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きょうはAI時代の「運」を選び取る
方法というお話です
ワクワクから始まるAIアートの旅:2000フォロワーへの道
2023年の七夕から始めた AI アート専用インスタアカウントが、2000フォロワーさんになりました。こちらのアカウントは「続けなきゃ〜」って感じじゃなくて続いちゃった!という感覚です。
同時期に始めた人の中には、すでに万アカ(1万フォロワーさん以上)の方もいるので、決して歩みが早いわけではないのですが、多くの人と交流しながら育ててきた愛着のあるアカウントになりました。
https://www.instagram.com/aiclass_g2/
「運ゲーム」的な画像生成AI
先日もお見せしたように、吹けば飛ぶような僕の画力です…。
なまじ、何を描いているかわかってしまうので「いやいやどう見てもキリンでしょ!?」みたいに「下手すぎてむしろ面白い!」的な楽しみ方はできません。でも、できあがった絵の良しあし、きれいだな~という感性は持ち合わせているんですよ。
多くの画像生成AIが「運ゲー」だと思うのは「プロンプト」と呼ばれる命令文を入力して、その一つのプロンプトから1~8枚ぐらいの画像を生成する、という仕組みのものが多いからです。
言葉と絵では情報量が違いますから、当然どこまで細かく描写しても絵の方が様々なバリエーションが出る。一つの言葉に対して100万通りの解釈が生まれたりする。8/1,000,000 だとすると、これはまさにスーパーレア状態で、たまたま「運良く」画像が生成できるということになる。
でも、仮にも僕はそれを「AI アート」って呼びたいので「運」ではないといいたいのです。
そのためにやっているのが、100枚単位で生成して、その中から「これを出そう!」と選ぶ方法です。
この中から、今日の一枚と呼べるものを自らの「感性」(これが好き!という想い)で選び取ることになります。
もちろん確率ではあるのですが、ここまでくると「プロンプト」で出てくる画像をある程度「コントロールしている」という感覚が生まれてきます。結局「運」じゃん!と思うかもしれませんが、こういうのを「ヒューリスティック(経験則的)」と呼ぶのです。なぜならそう呼ぶとカッコいいから(笑)
みんなもよくやっていますよ。運動機能なんて、ほとんどがヒューリスティックで、自転車に乗るのは何度も何度も転ぶという経験を通して「倒れない試行」の手段を身につけていきます。
ビジネスにおける千三つ
ふとそんなことを考えていたら「千三つ」という話が思い浮かびました。これはビジネスでは「新規事業の成功率」ともいわれ、千に三つしかうまくいかないという例としてよく例えられます。
でも、ビジネスでバンバン成功を収めている人っているじゃないですか?ああいう人は、やっぱり良くチャレンジして、芽のないビジネスを速攻でつぶしているんですよ。それこそ、多くの人の目に触れる前に。
ビジネスでうまくいかないことには再現性があるけど、うまくいっているというのは多くの場合再現性がなくて、運だといわれます。ってことは、これ生成AIと同じじゃないですか!?大量に試して、芽のあるものを残す。これがビジネスの基本なのだとしたら、画像生成AIもそんな感じに、「選ぶ」ということで運を運で無くすことができるのだと思います。
まとめ:AIによって「運」をコントロールできる時代が来た
本当はもっとうまくなったのかもしれませんが、うまくなるほどまでに試行を繰り返せませんでした。ヒューリスティックに必要な継続ができなかったのです。
時折、写真が出現したころの写実画家がどんな気分だったろうな?と想いを馳せることがあります。それまでは、生き写しの絵を描くために、自分の存在理由があったのです。それが、写真の出現によってその地位を取って代わられることになります。
不思議に思われるかもしれませんが、僕のインスタアカウントには実際に絵を手書きされるかたも多く繋がっています。AIと戦うのではなく、共存することを選びました、とおっしゃる方もいます。
一つの画風を極めるのもすばらしいことだと感じますが、AIという大量試行を繰り返すこの「運」とも呼べる仕組みを「選択」に変えることで、「運はコントロールできないもの」から「運は選び取るもの」に変わる時代が来たと思っています。
それは、研究者にとっても同じです。みなさんは体感されているかわかりませんが、この1年ぐらい、世界的な発見がめちゃくちゃ増えたと思いませんか?
つい最近も2000年前の巻物が解読されたそうです(以下の TECH INSIDERさんの記事参照)。この巻物、「炭化した灰の塊」になっていて、少しでも広げようとすればボロボロと崩れ落ちるものでした。
こうした発見も試行数の少ない「運」でしたが、ChatGPT が広げてくれたAIという存在から「AIを使うという選択」へと変わってきています。次はあなたが「運」を「選び取るもの」に変える時代、ですよ。
「テクノロジーの絵筆」によって「あなたらしさを創造」する講座を作りました。Stable Diffusion AI アーティスト1日養成講座。僕が2023年から約700時間超、40000枚以上の画像生成を通して身につけた生成手法をすべてお伝えします。(3月開講決定!)
すべての人に適した講座ではないと思っています。気になる方には、30分のオリエンテーションで、あなたに合う講座なのかをきちんとお伝えしたうえで受講していただこうと思います。オリエンテーションを聞いてみたいという方は、LINE 公式から「養成講座の詳細を聞きたい」とメッセージを送ってください。
もっとライトに、AIってなにができるの?ちょっと画像生成を試してみたい。という人には、完全無料の AI 活用クラス AICLASS Begins という Facebook グループの登録特典で「AIアート入門」の動画アーカイブをお配りしています。こちらは、僕がこの AI という革新的技術の世界につねにアンテナをはりつづけられるように、僕自身のモチベーションのために運営しているグループなので、無償提供しています。
その性質上、AI と共に暮らす(CLASS)という前向きな人に参加してほしいので、僕からの招待制とさせていただいています。LINE公式から「FBグループ参加希望」と書いて、お送りくださいね♪
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