人間にはゼロをイチにする力があるが
AIにはゼロをイチにする発想力はない！
と聞いて安心してないだろうか？
だが、それは誤解だ。
今日は、AI時代の創造性という
テーマで行ってみよう
AIがゼロからイチを作れないという誤解
AI（人工知能）には「意志」がないからゼロイチの発想はできません、という話がまことしやかに囁かれている。でも、僕はみんなに、そろそろ目を覚まして欲しいのだ。
ChatGPT が世に放たれてから、あらゆることが加速している。最近のニュースでは、未知の遺跡が３５ヶ所も発見されたという。
でも、AI には「意志」がないからゼロイチ（ゼロからイチを創り出す）の発想力はない、人間の方が発想力が上だ！
と思って、少し安心してませんか？ロジックの組み合わせであるコンピュータはそんな発想を持てないと。発想は持てなくても学習によって、それに近い表現はできるんです。本当に喜んでいるかの如く。
今日11/30で、ChatGPT が世に放たれてから丸１年。パリピっぽく喜んでもらいました（笑）
それじゃあ人間の創造性ってなんなの？
ゼロからイチはAIでも作れる。でも、そのイチを「イチ」だと信じるのは「あなた」しかできないのです。
ロールシャッハテストをご存知でしょうか？「インクのしみ」テストなんて言ったりもしますが、「インクのしみ」を見てそれが何に見えるかによって、その人のパーソナリティ、無意識、性格特性、認知特性、対人関係、防衛機制、感情コントロールなどがわかります。特に、その人が意識していない無意識の部分について浮き彫りにします。
例えば、以下の壁に描かれた「インクのしみ」は何に見えますか？
正解は…ありません。
（が、僕にはいわゆる日本や中国の龍に見えました）
これが、龍の絵だと「選んだ」のは私です。つまり「選ぶ」、もっと言えば「選び取る」という行為は「あなた」だけのものです。僕はこれが、人間の創造性だと感じます。
感性を持って「選ぶ」という創造性
数学的な正解は一つかもしれませんが、倫理的な正解は場所によったり時代によったり変わっていきます。感情的な正解は人によって変わるでしょう？
「なにが正解なのでしょうか？」
もし、令和の時代に入ってもなお、この正解探しをずっと続けているようならば、今から「自分で選ぶ」を少しずつ始めていってください。AI時代に突入して「答え」が何百何千と生み出されていきます。その中で「あなただけの正解を選び取る」がこれからの時代を生き抜くキーワードになってくると思います。
この不確実な時代に、自分の正解を選び取れること。それが「感性のある人」の特徴だと、「感性のある人が習慣にしていること」には書かれています。私もそれに「共感」したから、今ここで紹介しています。
ポチップ
身の回りに起きた出来事に「意味があるのか意味がないのか」を選び取れるのは「あなた」しかいません。
セレンディピティ（思いもよらなかった偶然がもたらす幸運）、シンクロニシティ（意味のある偶然の一致）、「ご縁」なんて言ったりしますが、「ご縁」という言葉がスピリチュアルが嫌いな人にも受け入れやすいですかね？
「ご縁」っていうのは「感じる」ものなんです。
ある人に、思わぬところであった時に「あ、また会いましたね、奇遇ですね」と言った時、あなたはその方とご縁があると思い始めます。そして、それが2回、3回と続くと、この人とはなにか「縁」で繋がっていると感じるでしょう。でも、同時に「会いたくもないのに、なんでこんなところで会うんだよ！」と思う人もいるでしょう。
「縁があるのか、ただの嫌な人」なのかは、あなたが選び取っている、選択にかかっています。
感性を磨いていきましょう。
画像生成AIで「感性」を磨く
最近、僕がハマっているのが、画像生成AIです。インスタアカウントを開設して、ほぼ毎日３枚ずつアップしています。でも、アップする画像３枚に対して、候補として生成している画像は実は100枚ほどあります。
画像の生成は、たとえば「A young chinese dragon playing on a grassy meadow, with an innocent expression, its tail swaying, and taking a step toward the edge of a cliff, symbolizing the beginning of an adventure, watercolor painting」のような言葉で、AIに指示を与えています。
あとはAIまかせ。
でも、そこで生まれた作品を「選ぶ」のは私の仕事です。「エモいな〜」とか「カッコいいな」と選択しているのは私です。「選ぶ」ということが人間の創造性であり、感性を育てることで「あなた」にしかできないことになります。
まとめ
今日は、ChatGPT のリリースから丸1年が経ちました。AIがゼロイチを作れないという誤解を解き、自分のゼロイチの強き味方として、AIと共に進みましょうというお話をしました。
「今日、すこし川沿いの土手を歩いてみよう」
「あ、なんだかいい匂いがする」
「アノ人に会いたいな」
そんなフッと浮かんでは消える自動思考を捕まえて「選ぶ」を繰り返す先に、あなたという創造性が生まれていきます。ぜひ、あなたらしさをAIとともに見つけてみませんか？
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