自分の感情は、自分が一番わからない
本当は〇〇したいくせに
それをさせない自分がいる
葛藤は幼少期二つの想いから始まり
大人になるといくつもの想いに
引っ張られ原形が見えなくなる
今日は、複雑に絡み合った心を
ChatGPT でほぐして
心を楽にする方法のお話です
心の絡み合いを解きほぐす
「自分の感情は、自分が一番わからない」という皮肉な現実に、私たちは毎日直面しています。
心の内側では、何かを望んでいるはずなのに、それを許さない自分がいる。この心の葛藤は、幼少期には単純な二つの想いから始まります。例えば、自分が遊びたいおもちゃがある、でもそれは(幼稚園・保育園の)友達が使っている。遊びたいけど、遊べない、というような想い。それが、成長するにつれて、ひっぱりあう感情は5つ、6つと増えていき、心の中で「想いの原形」が見えなくなっていきます。
では、どうすればこの複雑に絡み合った心を解きほぐし、より軽やかに生きることができるのでしょうか?今日は、そんな心のもつれをChatGPTを用いてほぐし、心を軽くする方法についてお話しします。
ある女性の葛藤
東京で働く青山恵子(あおやまけいこ)さんの例で考えます。
ChatGPT による断りのメッセージ
恵子さんは、友人に対してどのように断りを入れるべきか悩みました。そこで彼女は、ChatGPTに友人への断りのメッセージを書いてもらいました。断りのメッセージの作文は、ChatGPT がもっとも得意とするタスクの一つです。
彼女は自分の気持ちと状況をChatGPTに伝え、適切な文章を作成してもらうよう依頼します。ChatGPTが提案したメッセージは、礼儀正しく、友人の感情を尊重する内容でした。
しかし、そのメッセージを読んでいるうちに、恵子さんはあることに気づきます。それは、ChatGPTが作成した文章は、彼女自身が本当に伝えたかったことと微妙に異なっているということです。
メッセージを通じて、恵子さんは
✅自分が友人に対して持っている感謝の気持ち
✅会いたいという本音
✅同時に今は自分の心身の健康を優先したい
という複雑な感情に気づきます。この気づきは、彼女が自分の本当の気持ちを理解し、それを伝えることの大切さを認識するきっかけとなりました。
最終的に、恵子さんはChatGPTの提案を参考にしながら、自分自身の言葉でメッセージを送ります。
感情のラベリング
この経験を通じて、彼女は自分の感情をより深く理解し、自己表現のスキルを高めることができたのです。
「感情のラベリング」と言いますが、自分が経験している感情を認識し、それに適切な名前をつけることで、ストレスが和らぐと言われています。
先のストーリーでは、ChatGPT に断りのメッセージを書いてもらうことによって、「自分の心の中とのズレ」が明確になったのです。
そして、自分が加えて欲しいいくつかのメッセージを入れ込んだ後で、「私はどんな想いの中で葛藤していたのでしょうか?」と聞けば、感情のラベリング(言語化)が比較的容易にできます。
まとめ
人は、ゼロから自分を表現するより、表現された内容と自分の心の差分を計る方が得意です。
いつもあなたの成果に難癖をつける上司のように(笑)
あなたが何かを出して、それに「そうじゃないんだよ!」というのは意外に簡単なんです。
だから、AI にその役を担ってもらいます。特に自分の心を表現する言葉って自分の中になかったりします。ChatGPTにはそれを表現する言葉が何千何百と学習されています。その表現力の一端を借りて、でも、あなたの感性によって「そうじゃないんだよ!」を表現することで、本心に近づいていきます。
ChatGPTのようなAIツールを用いることで、自分の心の内を客観的に見つめ直す機会を得ることができます。ChatGPTは感情や意思決定に対するフィードバックを提供し、それによって私たちは自分自身の感情や思考のパターンをより明確に理解できるようになります。このプロセスは、心の「因数分解」とも言えるでしょう。
そこには、「読む」というプロセスと「感じる」というプロセスが大切な役割を果たしてきます。
きっと、速く読みたいという人が「なぜ速く読みたい」という想いに至ったのか?をうまく言語化できないことと同じだと思います。自分の本当の想いに触れてみたい方は、ぜひ一度「楽読」の体験会に足を運んでください。Zoom での体験会もできます♪
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