夏休みの宿題のクオリティが
高すぎて「親にやってもらっただろ!」
と疑われたことはありませんか?笑
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ドラえもんのひみつ道具
「完全しゅうせいき」は
「なんでも きちんと なおしてくれる きかい」
なんです。
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今日は、そんなひみつ道具で
人は怠け者になるのか?
を探ってみたいと思います。
AIが描画(ドローイング)をアシスト: Krita AI Diffusionの紹介
子供の頃一番好きだったアニメが「ドラえもん」でした。もしも〇〇だったらいいのにな。そんな子供の思いを代弁してくれていたかのようでした。
僕が目下エネルギーを投下しているのが、AI アートの世界で、言葉から絵を作り出すことができるその魅力にどっぷりと浸かっています。つい最近、生成したものでは「ピーターパン」がお気に入りです。
さて、この分野の技術進歩が恐ろしいほど速く、1週間単位で技術が塗り替えられている状態です。
そんな中出てきたのが、手書きの絵を画像生成AIを使って、リアルタイム(即時、すぐその瞬間)に高精度な絵に変換してくれる「Krita AI Diffusion」という仕組みです。「Krita AI Diffusion」というのは、無料でかつ高機能なお絵かきアプリ「Krita」に、画像生成AI「Stable Diffusion」を組み込む拡張機能です。早速いじってみました。
僕の「超絶上手い絵😂」を見て、AIが画像を生成していきます。右上の方に「Flowers」という言葉が書いてありますが、これが僕が書こうとしているものを方向づけています。だから、AIは「ああ、この人は花を描こうとしているのね」とわかってくれているんです。
ドラえもんのひみつ道具「完全しゅうせいき」と現代AI技術の比較
そんな道具が、ドラえもんのひみつ道具にあったよな〜と思って検索したら出てきました。ドラニューさんの記事。
もはや、3分いらない時点で22世紀の「ひみつ道具」を超えちゃいましたね。
テクノロジーが進化すると人間はどんどん怠け者になるのではないか?
こうした、強力なサポートツールが出てくるとかならず起こる議論が「人はどんどん怠け者になっていくのではないか?」というテーマです。
パソコンやスマホが普及した時に、一番言われたのが「漢字を書けなくなること」でした。僕も書道を10年以上やってきた人間として、字を書くという文化が素晴らしいことは認めています。そこに心を落ち着かせたり、より深く探究うする役割もあります。
ところが混同してはいけないのは、「芸術性としての字の役割」と「情報としての字の役割」です。コミュニケーションとしての、情報の乗り物としての字の役割としては、「音からすぐに意味のある形(漢字)」へと変換できる今の形は、時代と共により(時間的・金銭的)コストの低い方へ流れる正当な進化だと言えます。
それを情報伝達手段として考えた場合、漢字は「変換できればいい」もので「書けなければいけない」ものではなくなったのです。その代わり「文字の形を再現して書く」という能力に使っていた私たちの脳は、今別のことを考えることにエネルギーをそそげるようになりました。
ちょうど先日、私のパソコン教室で、ChatGPT を学んでいるシニアの生徒さんが、こう話してくれました。
ChatGPTを使うようになって、めちゃくちゃ考えるようになりました。どう聞いたらいいのか?ということを、すごく考えています。
人間というのは、常に新しい変化の中でより成長を求めていくものなんだと、この発言から感じます。
まとめ:AIと人間の共存の未来像
「完全しゅうせいき」という言葉を聞いた時に、なにかモヤモヤします。それはきっと「完全」という言葉と「しゅうせい」という言葉の両方に、感じている違和感です。
AIアートをやり始めて思うのは、指が多く出たり、手足が変なところから生えたりする予想外の変化の面白さです。「完全しゅうせいき」に感じるモヤモヤ感は、きっと「完全というのはいつまでたっても実現することはない」し、「しゅうせい」というのは人間が意図しなければどう直していいかは分からないということです。
(人魚さんのお尻のあたりに怪しげな手が…笑)
例えば、先ほどの例ならば「Flowers」を入れるから、あのインチキな絵が「花」になるワケです😂
同様に「完全」というのも、僕たちは何かが簡単に手に入るようになれば、きっと次の「脳の快楽」を探して脳を使うようになります。でもそれは、ChatGPT を使って「かつてないくらい頭を使っています」という生徒さん同様に、それを経験したことのない人には決して訪れない変化でもあります。
速読スクールをやっていると「本を味わえなくなるから嫌だ」という方がいます。その考えを否定しませんが、速読を身につけて改めて思うのは、小説については「読むことすらしなかった」私が、今は「小説の素晴らしさを語れる」という風に変化したということです。
「ビジネス書はより速く、小説はより深く読める」というのが、僕たちが教えている「楽読」という速読だと感じています。
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