新しいインスタアカウントが好調で
およそ1ヶ月で700名の皆さんに
フォローしていただいた。
メインが数年かけて
まだ1000名ちょっとなのに
我ながら「ずるい」と思ってしまう。
このアカウントは
話題の画像生成AIで生成した画像だけを
投稿しているのだ。
画像生成AI専用アカウント aiclass_g2
「デジタルクリエイター」を名乗っていいものだろうか?という葛藤はあった。絵を書いているのは僕ではなく、AIだからだ。
でも、このアカウントを通して多くのアカウントの人と交流しているうちに、生成AI画像のエモさで繋がる世界があることに気づいていく。それは紛れもなく、クリエイターとしての活動なのだ。
画像生成AI midjourney と Stable Diffusion
今、画像生成AIとして人気なのは midjourney(ミッドジャーニー。以下MJ) と Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン。以下SD) という2大勢力になる。
他にも、ChatGPT を作った OpenAI による DALL-E2(ダリ)などのシステムもあるが、人気なものはこの二つだろう。
SD はオープンソースと呼ばれる設計図全公開で誰でもが使用することができる。だから、環境構築さえできれば、それを使ってあなたが儲けることもできる。しばらく前に、LINEで画像生成ができる「AIイラスト君」なんてサービスが話題になった。あれは、SD が使われていて「LINEから気軽に使える」という付加価値をつけることでビジネスを立ち上げたいい例だろう。
一方 MJ は、midjourney Inc. 社によって開発が進められており、我々はそれを使って絵を書くことだけができる。
個人的には、MJ は芸術的な絵を書いたり、画材や表現を細かに指定できる点に優れていると感じる。
SD はモデルと呼ばれる学習データを切り替えることで、油絵にしたり水彩にしたり、ミニ四駆みたいな拡張力が特徴かな?と思っている。
いずれも、言葉を使って画像を生成する txt2img がメインの機能となっている。txt(テキスト:文章)から 2(to:〜へ)、img(イメージ:画像)に変換するというのを txt2img なんて表現したりする。
このブログのアイキャッチ画像は、MJ で生成したものが多い。例えば、以下の画像はMJで生成したものだ。
MJ に指示した指示文(プロンプト)は「Manifestation of psychic powers ::5 spoon held in the forefront, bending and warping dramatically ::4 intense focus and energy ::3 representation of the supernatural ::2 combination of human capability and the extraordinary ::1」という命令で、実際にはスプーン曲げをさせたかったのがわかるだろう。
MJは月額 $10〜
SDは無料から始めることができる。
エロは一つの入口でしかない
Amazon で電子書籍を見ると、AI グラビアなる本が多数出品されている。
そう、AIがあればセクシー画像が生成し放題になるので、これをキッカケに画像生成AIの世界に入る人もいる。でも、これ、一通り出力し尽くしたらつまんなくなるだろうな、というのが僕の感想。
SDを使うと、100枚単位で画像を自動生成させることもできる。そうなってくると、工夫のない画像生成にはすぐに飽きがくるのだ。
生成AIは狙った場所に、狙った絵を作るのが難しい。つまり、手に赤色のペンを持たせたいと思っても、思ったようにいかないのだ。この思ったように行かないところは、絶妙なゲームバランスを創出して「画像生成AI」だけの面白さを作っているんだろうと思う。
最近は「描き込み」を増やすというチャレンジをしていて、背景への詳細な描画と作画のバランスをいかにとっていくか?というゲームを楽しんでいる。
通常レベルで書き込みを増やしていくと以下の通り。(「大正ロマン」をテーマに作成した一作品)
でも、背景への書き込みを増やすと、服装にまで花の詳細な描き込みが入ってしまう。
水彩画タッチも狙って出したい。
感性で人は繋がることができる
G2(ジーニー)さん、コラボしませんか?
というお誘いを受けた。快諾させていただいたのですが、メインアカウントでは一度もこんな経験がないんです。
今日も、このサブアカウントのコメント欄では「〇〇という表現が素敵です」「音楽とマッチしていていいですね」「私、これ好きです」という感性のやりとりが行われています。
現在、1日20〜30名単位でフォロワーさんが増えている状況で、「なんだか心地いい」って思ってもらえるようなベネフィットを提供できているんだろうな、と感じています。
人は感性で繋がれる
絵心のない僕が、言葉で絵を描けるという絵筆を手に入れたら、周りの人と繋がれる一つの特長ができました。生成AIに対する見方は、厳しいものもありますがこうした「なんとなく好きな感覚」を大切にするきっかけにもなることを示せたのではないかと思います。
まとめ
今日は、僕のお絵描き活動についてご紹介しました。今まで絵が描けない人は、見ている側だったんです。ところがここにきて、言葉で絵を表現することができるようになってきた。
絵が描けない人は、絵を見られない人ではありません。2枚の絵があったら、どっちの方がより好きか?をいうことができるし、この部分が素晴らしい!と感じることはできる。
でも、絵筆を通してそれを伝えることができなかったんです。今、画像生成AIという一つの選択肢によって、絵を描くことによる表現で、そのクリエーターの和の中にくわわることができるようになりました。
この記事を見た人が、一人でも多く自分のまだ見つけられていない才能に気づいて、より多くの人と繋がっていけることを祈っています。
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