あなたは記憶力に自身がありますか?
「覚えられないんですよね」
という人が多いんですが、実際は
「思い出せないんですよね」の方が
重要です。
そう、記憶力は覚えることだけじゃないんです。
今日は、記憶力の仕組みと
それに大切な〇〇〇〇〇〇の
繋ぎ方のお話です。
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記憶とは
記憶には、記銘(きめい)、保持、想起(そうき)という3つのプロセスがあります。
記銘とは、脳に情報をインプットすることです。通常は言葉としてインプットします。
保持とは、脳がその情報を維持し続けることです。保存・貯蔵のイメージです。
想起とは、脳の中にある情報を引き出す「思い出す」ことです。いわゆる検索ですね。
記銘は、外部の刺激がもつ情報を意味に変換して記憶として取り込むことです。
保持は、記銘したものを保存しておくことです。
想起は、保存されていた記憶をある期間後に外に表すことです。
この、いずれかがうまくいかないと記憶力をうまく使う事ができません。ほら、Google さんがなかったら、どうやって情報に辿り着いたらいいか分かんないでしょ?
Google はインターネットという網の目上の「ネットワーク」に散らばった情報への入り口を、検索という「言葉を使った」想起の糸の切れ端に繋いでいるんです。記憶力は、この「ネットワーク」をどう繋ぐか?という話になります。
「量子現象アリスリング」から「映画ホーンテッドマンション」まで
人間の脳って面白いもので、さまざまな事がネットワークで動作している。
例えば、昨日なんて理論上の存在であった量子現象の「アリス・リング」の話から、「ああ、映画ホーンテッドマンションが公開になったんだ!」ということに気づいた話を紹介したいと思います。
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え?全然関係ないんじゃありません?
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いや、そう見えますよね実際💦
これ、画像生成AIの話から繋がるんです。
最近、画像生成AIをいじってますよ。というのは以前も記事にしました。毎日、思いつきのコンセプトに従った画像を3枚ずつアップして、現在 940フォロワーさんに見ていただいています。ありがとうございます。
その中で、「今日の投稿テーマは何にしようかなぁ?」と思っていたところに飛び込んできたのが先の「アリス・リング」の話。内容は正直難しすぎて理解が追いつかないんですけど、どうもネーミングが童話「不思議の国のアリス」から名付けられているのだそうです。
そして、その「不思議の国のアリス」のコンセプトで絵を生成しているうちに、「ああ、ホーンテッドマンションの絵を生成してみよう」「ホーンテッドマンションって…」(検索カタカタ…)「あ、映画ホーンテッドマンションって公開されたところじゃん!」となったのです。
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視覚から辿る「不思議の国のアリス」から「ホーンテッドマンション」まで
アリスと、帽子屋のマッドハッター、そして三月うさぎというキャラが思い当たります。これらを画像生成AIで生成して行くと。
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迷い込んでしまったアリスさんと、
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イケメンのマッドハッターさん。
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そして、モフモフを抱えた三月うさぎさん(笑)
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「あなた、もっとオジサンぽくて、時間に追われてアタフタしてませんでしたっけ?」
不思議の国のアリスのイメージを画像化するのに、検索するとディズニーの影響か、青いドレスに白いエプロンのイメージが目立ちます。
そんなイメージもキーワードで画像生成AIに伝えて画像を作ります。
…., (Alice, blue dress, black ribbon, white apron, …), ….
AIさんはここんところが気まぐれで、青いドレスと言っても、黒いリボンみたいな要素によって、服の色が引っ張られたりします。white もエプロンじゃなかったりします。このランダム性をコントロールするところが面白いのですが。
そして、その結果出てきた、この緑ドレスのアリスが気になってしまいました。
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感覚的にはちょうど、ディズニーランドのホーンテッドマンションのキャストさんが着ているドレス色と同じぐらいの濃さなんです。緊張なのか無表情に近い表情もホーンテッドマンションを想起させます。そこで、ホーンテッドマンションに話は繋がっていきます。
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ね、なかなかいい雰囲気の画像できているでしょ?
ホーンテッドマンションって他にどんなシーンがあるかな?
発想を広げるには、検索、ですね。そこで「ホーンテッドマンション」を検索して、画像検索していきます。
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そこで、映画ポスターの「ホーンテッドマンション」に繋がっていきます。
まとめ:視覚・聴覚・体感覚のネットワークを構築する
今回の話で、僕が記憶を辿るのに「言葉(音)」「視覚(色・形)」「雰囲気(表情等)」といった情報を使って、脳内に構築したネットワークを、同様に「言葉(音)」「視覚(色・形)」「雰囲気(表情等)」を使って想起しているのが分かると思います。
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著者は「脳力を上げるのは脳細胞ではなく、ネットワークの発達です」と言っていて、今日お伝えした、視覚、聴覚、そして感情といった脳を連携して行くのが必要だと説いています。これらをフルに使用すれば、僕たちの脳は80代になっても衰えることを知らず、人生100年時代をもっと楽しむ事ができるようです。
僕がインストラクターを務める速読スクール「楽読」って、ちょっと変わってて、「どう感じましたか?」ということをとても大切にしています。技術だけを教える速読スクールではまず見ない光景ですね。そして、周辺視野や眼筋といった視覚トレーニング、そして、3倍速の速聴と会話という聴覚トレーニングが組み込まれているので、日常生活で錆びついたネットワークを復元するのに役立っています。
「あ〜!脳使ってる!」って感覚を感じていただけますので、興味のある方は「体験レッスン」に遊びにきてくださいね。全国対応の Zoom レッスンもやってます♪詳しい話が聞きたい方は、LINE公式からメッセージを送ってね♪
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