毎週土曜日の朝 5:00〜 読書会を開いている。
そう、今日も土曜日。
このブログは、読書会の後に書いている。
今日は、そんな読書会からの
衝撃の事実、沖縄の牛乳パックは
なぜ 946ml なのか?
をテーマに、読書会の醍醐味のお話です。
雑談の中に本質がある
じいちゃんのやっているお店の自販機がなぜかダイドーなんですよ。コカコーラでもキリンでもなくて。あの最後まで飲めないツブツブみかんジュースとか😂
あるある〜。たまーに MAX コーヒーとかも見つけてワクワクするよね。あのすっごい甘いやつ。
沖縄ではカフェコーヒーってのが人気で、私はよく牛乳パックサイズ、946ml のカフェコーヒーを買っていました。
ん?946ml?
いちいち引っかかって前に進まないのが、僕の読書会の特徴😂
でも、読書会の醍醐味ってそんな雑談の中にあるんだと思っています。
沖縄の牛乳パックは 946ml
沖縄の牛乳パックは歴史的な経緯から 946ml 。
これは、1ガロン(3.785L)の 1/4 で、アメリカの統治下だった時代の名残だそうです。
本当に、この瞬間に読書会っていいよね、と思う。
もちろん、これはただの雑学なんです。でも、同時に「沖縄の牛乳パックは 946ml」という情報を、
✅ 本のストーリーに紐づけて
✅ MAXコーヒーに紐づけて
✅ 沖縄のストーリーに紐づけて
✅ 牛乳という記憶に紐づけて
覚えているんだ、ということに気づきます。
つまり、この雑学知識は単体で存在するのではなく、一連のストーリーの中に織り込まれています。
話が続く人、続かない人
話が続かないので、本を読んで知識をつけたいんです。
という人がいます。こういうときに「雑学500」みたいな本を読みたくなる気持ちはわかるのですが、そんな学生の暗記みたいなこと、したいですか?
誰かの話を聞いて、そういえば…とフッと思い浮かぶ思考にこそ、スムーズな会話のヒントがあります。ちょうど、先日のブログでも書きましたが、自動思考のお話です。
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https://genielamp.net/bottleneck/
読書会の5つの価値
読書会ってどうやって開催したらいいんですか?
ってたまに聞かれるんですが、いろんなスタイルがあっていいと思います。僕の読書会は、雑談を大切にしています。なぜなら、本を読んでいない人にも門戸が開かれるからです。
そして、僕の読書会には5つの価値があります。
自分の感性を言語化すること
自分の思いを伝えられなくて、ヤキモキしている人がいます。「本当は嫌だったのに我慢している」「いうと喧嘩になるから」と。でも、自分が感じていることを「相手を責めることなし」に表現できることは、ストレス対策としても有効ですし、自己理解が進みます。
人の感性に触れること
参加者の意見に触れて「ああ、そう感じる人もいるんだね」とそこで初めて気付かされることがあります。それは、物語の登場人物の場合もあれば、参加者の場合もあります。
それによって、周りの人を慮(おもんばか)れる人になっていきます。
言葉からイメージを創る力を育てること
このブログでも度々紹介する生成AIの主流は「言葉から〇〇をつくる」AIです。
text2text(言葉から言葉を)
text2image(言葉から画像を)
text2music (言葉から音楽を)
そこには、自分があらかじめ想定したイメージがあります。
こんなことをAIに作らせたくて、こんな言葉を入力する。自分の脳の中でも、常に言葉からイメージを想像する回路が動いています。そして、その言葉からイメージを想像できる回路をうまく使える人が、トップアスリートや偉大な経営者には多いのです。
ダイドーの自販機を脳内に想像できる人が、イメージを使いこなせる人と繋がっているのです。
多様性を受け入れること
人の感性を知り、話を聞いて場面をイメージに落とし込む。
そして、自分の意見を誰かを否定することなしに伝えられる力。
それは、多様性を受け入れる力になります。
周りの人を「あなたはそのままでいいよ」と受け入れてあげられる力です。
それが読書からスタートしています。
世界を知り自分を知るということ
そうして、自分の周りを知ることは、実は自分を知ることでもあります。
人をみてイライラするのは、自分の当たり前にできていることが、人にはできないのだと知るときです。人をみて腹が立つのは、自分の大切にしている価値観を人によって壊されると感じるからです。
そこには、自分を知る、というプロセスが必要です。そして、ほんのちょっと自分を変えることで「問題だったことが問題でなくなる」場面にでくわします。
本を通して自分を知る、他人を通して自分を知る。
そんな人にも自分にも優しくなれる最高の学びの環境が読書会にはあるのです。
一冊の本との出会いで人生は変わる
というのは、作家「喜多川泰」さんがいつも本にサインしてくださる言葉です。
本と出会い、講演会に行く、読書会に行く。
そこで人と出逢います。
そして、人を通じて、また新しい本にであいます。
「読書会の5つの価値」で紹介した価値の醸成により、人生は緩やかに、そしてダイナミックに変わっていきます。
そんな読書のキッカケの最初の一歩を届ける速読スクール「楽読」をやっています。
随時体験会開いております。
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