なぜこの人は1万人ものフォローを獲得し
私はそこに辿り着かないのか?
今日はインフルエンサーとの
コラボを通して
SNS という場所で
自分らしさ(個性)とフォロワー(共鳴)に
ついて見えたことについてのお話です。
個性と共鳴
「うまい店」には理由がある。
料理人が自分の料理スタイル(個性:私らしさ)を持ちながらも、食べる人の好みやニーズに応える(共鳴:求められていることに応える)ように、アーティストも自分のスタイルを維持しつつ、観客の期待に応えるバランスを見つける必要がある。
背景:ゆめさんとの特別なコラボレーション
先日、1.1万人フォロワーの @yume_aiart(https://instagram.com/yume_aiart)さんと、コラボ投稿させていただきました。ゆめさん、ありがとうございます。
実に「エモい(心が揺さぶられて、何とも言えない気持ちになること)」絵を生成されるので、そのエモさを真似したいのですが「ぐぬぬぬぬぅ!」ってなります😂 ぜひ、リンク先からそのエモさを体感してみてください。
今回のコンセプトは「クリスマスかぐや姫」。なんとなく「和風のクリスマス」を表現したいと思っていました。そんなときに、日本らしさといえば、日本昔ばなし。その中でも誰の記憶にもある「かぐや姫」が浮かびました。クリスマスカラーといえば「赤と緑」です。赤は着物の色として、緑は…。とたどり着いたのが「青竹」でした。その結果、クリスマスかぐや姫というコンセプトに辿り着いたのです。
僕の方が、そんな感じで創り逃げ😂させてもらったところ、「それならばコンセプト合わせますよ」と快諾していただいてできたのがこのコラボ作品になります。
さて、そんなゆめさんとのコラボを通して、「個性と共鳴」ということを考えさせられました。この場合、個性は「自分の表現したいもの」であり、共鳴は「その表現が受け入れられること」と言い換えられるでしょうか。それが、冒頭の説明になります。
AIアートにおける個性の探求
AIアートってアートじゃないよね。人の絵を盗んで…。みたいな議論があるのですが、ここには「正義とはなんぞや」という議論と同じベースがあるようにおもいます。ここは政治競争になるので、それは今回置いておいて。
AIをオーケストラに例えると、あなたはその指揮者です。同じ楽譜(プロンプト)を使っても、指揮者によって演奏は大きく異なります。あなたの指揮の仕方(プロンプトの設定や選択)が、最終的な作品の特徴を決定します。
例えば、今回同じコンセプト「クリスマスかぐや姫」を合わせたからと言って、同じ絵にはなりません。
同様に、僕が使用している画像生成AI「Stable Diffusion」には、絵の画風を決める学習データ(Model)がありますが、Model を同じにしても同じ絵にはなりません。プロンプトの中に「1.3倍 水彩画っぽく」や「0.8倍 色鉛筆画っぽく」とか、「より写実的に(Photorealistic)」などの表現を加えることで、全く違った絵ができるからです。
つまり「アート」というのが「あなたらしさ(個性)」だとすると、それは「Model」ではありませんし、「プロンプト」ではありませんし、「コンセプト」でもないのです。
画風を固定することが個性だと思っていた
そこで今日の本題なのですが、僕はこの画風を固定するのが個性を表現する方法だと思っていました。自分の絵のタッチでもないのに💦
例えば、今回のこの画像のように、背景は水彩画っぽく、前面の人物などは写実的に…といった感じです。
ところが、今回の投稿のコメントを見ると
「👏👏かぐや姫とクリスマス🎄なんて発想が素晴らしい♬」
「こういうテーマはジーニーさんならではですよね😍」
と、求められているのは、コンセプトの発想力なのだと感じます。
もちろん画風もあるんでしょうが、僕のフォロワーさんの伸びが緩やかなのは、そうやって周りから評価されていること(共鳴)と自分が表現したいこと(個性)が十分に合致していないせいなのかも、と思いました。
それはただの趣味だ
僕は割とミーハーな技術オタクなので😂AI関係にしても、いろんな技術を調べて試して見ることが好きです。でも、これを会社でやっている時に言われた言葉があります。
お前がやっているのは仕事ではなく、ただの趣味だ
いや、ショックでしたね。たしかに、会社としての成果は、会社を存続させ発展させるための利益を生み出さなくてはなりません。
職業ってのもそうじゃないですか?「野球が好きです」というあなたの個性がある。でも「プロ野球選手になれる」とは限らない。そんな中でも、野球に関わっていたいという人の社会から求められる役割と、自分の表現の中間ポイントを探っていった結果が「トレーナー」だったりする。
まとめ:共鳴する個性を見つける喜び
SNS というのは、仕事のツールであって、個人を表現する場所でもある。その本質は、人に喜んでもらい自分も個性を発揮する「共鳴」にあると感じます。そのバロメーターがフォロワー数だったり、いいね、だったり保存だったり、シェアだったりする。
自分も喜ばせ、周りの人も喜ばせる、そんな SNS アカウント運用ができると嬉しいですね。ここは引き続き探っていきたいポイントです。また新たな視点がうまれたら、またここで共有します。
今回、1万人フォロワーのゆめさんとのコラボを通して、1日でどれだけのリーチ(見てもらうこと)があるのか?コメントでのやりとりを通して、自分の特徴・求められている(喜ばれていること)が何か?などがわかりました。
人はやはり、人との関わりの中で自分を発見していくのだと改めて感じさせていただきました。この場を借りて、コラボしてくださったゆめさん(https://instagram.com/yume_aiart)に改めて感謝の意を表したいと思います。ありがとうございます。
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