人生がうまくいかないと感じるとき、
その原因は自分が何を「信じている」
かについて考えることが重要です。
「信じよう」でも「信じたい」でもなく、
「信じている」状態が一番強いのです。
では、なぜ「信じている」
状態が一番強いのでしょうか?
信じることとは何か?
私たちは日常的にさまざまな事象を「信じて」います。天気予報が雨と言えば、傘を持って出かけますし、晴れと言えば、サングラスを持って出かけます。これは「信じている」状態の一例です。
たとえば、金沢や富山には
という言葉があります。年間を通して雨の日が多いため、1日のうちに晴れ、雨、曇り、ときには雷と天気が変わりやすいことを表しています。彼らは常に雨が降ることを信じているのです。だから、雨が降っても慌てないのです。
真の「信じている」状態とは?
真に「信じている」とき、人は「勝手に」その行動をします。それを「確信」と呼びます。
たとえば、足元が見えない場所でジャンプするのは怖いけど、体育館の真ん中でジャンプするのは自信を持ってできます。それが「確信」している状態です。
本当は、自分の両足が着地できる半径50cmぐらいの足場があれば、ジャンプも着地もできるはずです。ところが、その半径50cmの周りが断崖絶壁で、眼下にみえるのが100mの奈落だとしたら、おそらくそんな行動はできません。実際 VR ヘッドセットをつけてやってみると、それがよくわかります。
と子供に伝える親の言葉は、多くの場合「信じさせて」です。子供は、それをあっさりと見抜いて「お母さん、本当は私のこと信じていないくせに」なんて言ったりします。本当に確信をもって行動している時って、どんな時かな?って考えてみてください。
確信に至る3つのプロセス
僕の持論では、「確信」に至るには3つのプロセスがあります。
1. 直感
2. 論理
3. データの積み上げ
これら3つは、強さの順に 直感>論理>データの積み上げ だと考えています。
直感
自分自身の感覚や感情に基づいて何かを信じる状態を指します。この状態が最も早く、最も完璧です。ところが、人に強く言われたり強制されたりといったことが続くと、直感による「信じる」はもろくも崩れ去ることがあります。
論理
腑に落ちる論理が作り上げられると、一気に自分の信念が変わります。直感に次いで速く、確実な方法になります。
ところが、論理には「本当は自分のなかでうすうす感じていたこと」という「ゆるい直感」が必要です。よく「自分は〇〇だ!」というアファメーションによって「信じ込ませよう」とする人がいますが、これは直感レベルでその思考を拒否しているので、実はうまくいきません。
データの積み上げ
しかし、これは他者基準で、成功率が9割あっても1割の失敗がちらつくと不安になることがあります。
確信を作る重要性
だからこそ「確信」を作ることは大切です。あれこれ考えないと動けなくなっている自分、前例がないと動けない自分、ではなく勝手に行動してしまう自分を作れたら、どんなことをするにも自信をもって進むことができます。
そのために、日々本を読んだり、ブログを書いたりしています。
もちろん、できてないから書いてるんですけど…💦
本を読むことで、自分の内側の「なんとなくわかっていたこと」が「言葉にできるわかっていること」(言語化可能)な状態に変わります。すると、「直感」は「論理を伴った直感」に変わります。
論理を伴った直感は「再現性」を産みます。つまり、自分も人も「信じさせる」ことができるようになります。自分と、自分に関わる人を信じさせることで、小さな夢も大きな夢も叶っていきます。
まとめ:信じていることは理想が叶う
あなたが何を信じているかが、あなたの人生を大きく左右します。本を読み、自分の内側の音(本音)を知り、不安を確信に変えていきましょう。「信じている」状態では完璧に理想が叶います。それは「信じよう」でも「信じたい」でもなく、「信じている」状態が一番強いからです。
不確実な時代、外からの情報は変わり続けています。新型コロナ騒動という、外からの情報に振り回されて、この数年間を棒に振った人は多いでしょう。自分の中に確固たる軸を作り、言葉にできる人がこれからの時代を作っていくように思います。
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