驚異的変容!土曜5時の読書会で本が30cm厚に

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1cm厚の本が30cm厚になる読書会

僕は一般的な読書会のスタイルを知らない。でも、122回も続けれいれば「こんな読書会のスタイルがあってもいい」って言えるんじゃないかな?

僕の読書会では、作家「喜多川泰」さんの著書だけを扱う読書会になっている。なぜか?と言われると困るのだが、それは多分、自己啓発本に近い学びが得られることと、小説という感性を扱う設定から「吸収力の高い学びが得られる」と思ってこのスタイルに落ち着いている気がする。

その名も「人生の教科書」というタイトルだ。この読書会では1冊の本を何回かに分けて進めていく。でも、本をみんなで読むことはしない。

その代わり、指定の範囲の中で、今の自分に一番刺さった箇所。線を引いて、付箋を貼って、でも残しておきたい言葉やシーンを語り合う。そこに、自分のエピソードを載せて構わない

エピソードを聞いておくだけでも、どんなバックグラウンドを持つ人がどんなエピソードに心を動かしているのか、そのような場面でどう感じて、どう行動するのか?そんなことをみんなの話から学ぶことができる。だから、極端にいえば本を読まなくても参加できる。

そうやって、1冊の本を5〜10回ぐらいかけて進めていく。本の厚みに「私はこう思った」というみんなの解釈や、参加者一人一人のエピソードが加わり、1cm の厚みの本は読書会が終わると厚さ 30cm はあるのではないかという「人生から消し去ることのできない本」に変わっていく。

「聞く専でいいですか?」が発言者に変わる

参加初心者から、こう言われることが多い。

ジーニー

もちろん、それでもOKですよ

と答えている。

でも、僕はうまく伝えられないなりにアウトプットすることをお勧めしている。だって、みんな「うまく話せないとダメだ」という世界に住んでいるから。ところが、同じ本を読んで感動する人たちの集まりはソコが違う。あなたの拙い説明を一緒に読み解いてくれる心の土壌がある。

そんな、問いとそれに答えるやり取りを繰り返していく。そうすると、うまく話せない人も、なんともうまく言語化できるようになっていくのだ。

同じ作者の本を 20冊 も読むと、読む力は格段に上がる

作家 喜多川泰さんの小説は、僕の記憶が確かならば 20冊ある。今日からスタートしたのはデビュー作である「賢者の書」だ。20冊も喜多川さんの本を読んでくると、デビュー作と他の作品との違いが明確にわかってくる。

この本だけ登場人物が日本人じゃないよね、とか
この本は冒頭の部分がセリフが少なく説明的でちょっと読みにくいよね?とか
3刷はハードカバーだったけど、5刷はソフトカバーの本に変わってるね!とか
(読むのが)1回目では気づかなかったんだけど、2回目はこんなことに気づいた!とか

なんで読みにくいのか、も明確に言語化できるようになってきている。

ちなみに「読みにくい」って書いたけど、自己啓発書やビジネス書を読み慣れている人には全然簡単だし、この本は僕の中でも特に好きな作品の一つです。他との違いを感じられる能力が、身に付いてくる。違いを感じる力が育まれる、ということなのです。

まとめ:読書会は共感力のライザップ

読書は擬似体験だ、というのはよく聞く話です。ところが、本を読まなかった時代の僕にはよくわからなかったのです。

でも拙いなりに、読書会をやり続けてみてわかりました。本を読んで、の擬似体験もそうですが、本を読んでどう感じたか?をシェアする読書会は、間違いなく「擬似体験」です。

一緒に参加してくれている、顔馴染みのメンバーが日々どういうことに悩み、どこを大切に読んで、この本の学びを人生に活かしてきたのか?そんなストーリーが、まるで自分が「体験」や「経験」することと違うはずがありません。

それは、同じような悩みや状況を持つ、だれかのストーリーに新しい光を当てる言葉となって、あなたの口から伝えられるはずです。だって、そのためにそのストーリーに共感して、自分だったらという自分ごとに置き換えて、拙いながらも自分の言葉に転換し続けてきたんですから。

共感力のライザップです。

そんな感性を大切にする「読む」のスクール楽読(らくどく)のインストラクターをやっていますが、この読書会は完全無料で Zoom で実施しています。このブログを読んで、興味が湧いた方は是非 LINE から「読書会に参加希望」のメッセージを送ってくださいね。究極のアウトプット環境だと思います。

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この記事を書いた人

ジーニーのアバター ジーニー スピリITエヴァンジェリスト

「自力と他力、二つの力が共鳴する時、未来は無限に広がる」。テクノロジーとスピリチュアルの世界を統合し、その力を最大限に引き出す方法を伝える情報を提供しています。「わたしならできる」という自力、「あなたを数百数千倍に輝かせる」テクノロジーという他力。自分を信じ、テクノロジーを活用する一歩を踏み出しましょう。

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