「誰でもできること」というのは
日々増えていく
なぜならテクノロジーが
どんどん進化しているからだ
昔は大切にされた、読み書きそろばんも
いまやAIで全てができる
「強み」になることが
どんどんなくなっているのだ
今日のテーマは、そんなAI時代の
自分の「強み」発見法です。
「中央値」のインフレが起きている
以下の画像は、昨日(1/24)に無料のAI学習 Facebook グループ「AICLASS Begins(アイクラス ビギンズ)」で開催している月1回の無料セミナーのまとめです。
ここでは、OpenAIのCEOであるサム・アルトマンによる、未来の人工知能である AGI が「平均的な人間」、すなわち「中央値の人間」の仕事を置き換える可能性についての発言を引用しています。彼は、AIが医者や優秀なプログラマのような複雑な職業を含む、様々な仕事をこなすことができるようになると考えていますが、このコメントは論争を呼びました。
でも、もしそれが「中央値」なのだとしたら、随分と「中央値の人間」というのはインフレしたものです。もう、僕たちでは手が届かないほどに。
プログラムが組めない?それAIができますから、あなたは「中央値以下ですね」。謝罪文が書けない?それAIができますから、あなたは「中央値以下ですね」…。ヒエェ…💦
そろそろ「みんなができること」を目指すのやめにしませんか?
みんなこれくらいできて当たり前なんだから、と僕たちは学ぶことを「強制」されてきました。でも、本来学びというのは「欲求」のもとに実行されるべきものだと感じます。「もっと知りたいから」「もっと上手くなりたいから」「カッコイイから!」学ぶ。
それはきっと、赤ん坊の頃からで…。
両親の歩く姿を見て「僕も(私も)一緒に歩きた〜い!」って思ったからこそ、「立つ」を学んできたのです。決して、「中央値の人」と同じことができないとダメだから、という理由で「学ぶ」わけではないんです。だって、それならAIで十分だからです。別にあなたである必要はない。
私が住む新潟市に「ひとハコBase」さんという私設図書館があります。そこで出会った方の一人がこんなことをおっしゃっていました。
私辞書がめちゃくちゃ好きなんです!
えっ!って思いました。なぜなら僕は辞書が大嫌いだからです。紙の辞書って引く時に、あいうえお50音がどの順番で並んでいるかを考えないといけないじゃないですか?アレがとにかく苦手で、「あかさた」あたりまではいいとして、「なはま」行あたりになると、一瞬でどっちが前に来るか?を考えにくい。
そんな苦手感を感じているうちに「ウェブ検索」が出てきて、「え?これからの時代、紙の本なんて必要?」って思ってしまったもんだから「私辞書がめちゃくちゃ好きなんです!」なんて思ったこともない笑。
でも、そんな僕だからこそ「私辞書がめちゃくちゃ好きなんです!」という人の言葉はぜひ聴いてみたいって思う。なぜなら、そこにはまだ知らないワクワクが眠っているから。
「弱点」こそが「強み」である2つの理由
よく、自分のできることを棚卸しするのに、「自分の『強み』を50個書き出そう!」とかいうワークをすると思うんです。僕も何度かやったことがあります。
でも、50個がなかなか出ない笑。私にそんな人より優れたところなんてないよ、って。
そんな時は「弱点」「弱み」「苦手」を半分の25個は入れるようにしたらどうですか?とお伝えしています。なぜなら「弱点」こそが「強み」だからです。
僕はなにをやっても三日坊主です。そんな僕がもう、2000文字〜3000文字のブログを2年以上書き続けています。今は楽しい行為の一つになりました。
僕は本ギライです。小説なんて時間の無駄。そう思っていた僕が、一人の小説家さんの本だけを使った読書会を2年以上やっています。今は「小説読まないなんて絶対人生損している!」と語っています。
僕はすぐにモノを無くします。そんな僕は、苦手な整理整頓を避けてApple Watch を手に入れたことで平均的なサラリーマンが年間150時間を探し物に当てているという探し物時間を一気に短縮しました!
三日坊主、本ギライ、モノをなくす、整理整頓が苦手、は「弱点」「弱み」「苦手」です。でも、いまでは上記のいずれも今や僕の「強み」でしょ?
「弱点」こそが「強み」であることには、2つの理由があります。
1. 「弱み」を「楽しく」乗り越えるとストーリーが語れる
2. 「弱み」から逃げて別の方向性を指し示すことができる
とくに、頑張っている人ほど 1番を努力と根性で乗り越えることに固執するので、1番を「楽しく」というアプローチと、2番の「逃げる」アプローチにも価値があることをお伝えしておきます。
『楽しい行為の一つになった』、『今は「小説読まないなんて絶対人生損してる」と語っている』というのは、この苦手や弱点に共感する人にとって、天国のような世界があるってことじゃないですか?そんなマインドになれるんだったら、自分だってなりたい、と思います。
そして、今の「この苦手、もし避けられるならば避けたい」と思っている人にとって、そこに逃げ道があるんだとしたら「ぜひ教えて欲しい」って、思えますよね。
楽しめる方法があるなら、それを知りたい。
楽しめないんだったら、逃げ道がある、そして逃げてもいいならそれを知りたい。
まとめ:AIがもたらす「弱点」の反転効果
僕は、昭和生まれなので、昭和平成の「弱点」を乗り越えよう、「平均値・中央値」を目指してさらにその先へ!という文化で育ってきました。
ここにきて「そんな機械みたいな人」ならAIで十分と言われる社会が来ました。だって、文句も言わないし、ダメ出ししてもへこたれないし。じゃぁ、その先へ!って思ったら、もうAIにはかなわないところいっぱいありますよね。つまり「平均値・中央値」であるAIのさらに上に行くなんて、めっちゃ上がってしまったハードルを飛び越えるようなものです。じゃぁ、ハードルの下をくぐるテクニックの方が、その先に行く方法としては面白いんじゃない?って思うワケです。
でも、乗り越えたり、乗り越えるのが楽しいって知ってしまったら、それを伝えればいいです。でも、乗り越えられないと分かったら、合法的にズル(チート)する方法を知ってて、それをあなたが伝えられるのもきっと誰かにとってのプレゼントになるはずです。
そんな「弱み」から逃げるための方法が、AI の出現によってたくさん増えました。つまり「弱点」をあなたの「強み」に変換するための仕組みがそろっているんです。その方法を昨日1/24の無料オンラインセミナーでお伝えしました。そして、ここからはあなた自身が自分の「苦手・弱み」を認めることで、その逃げ道を探っていくことができます。
これを僕は、AI と共に暮らす社会だと思っています。そのための学びのクラス(CLASS) を無料 Facebook グループ AICLASS Begins という場所でお伝えしています。現在 60名ほどのメンバーが、楽しみながら学んでいます。無料オンラインセミナーのアーカイブもこちらで視聴できます。
もちろん、その先にもっと真剣にコミットしたいという人のための有料クラスもありますが、それは必要だと感じる人だけでいいと思っています。ここは、みなさんがいることで僕の探求心を高く維持するための場所なので、無理な勧誘や、押し売りはしません。気軽に参加してもらえればと思います。
ただし、この人とはコミュニケーションが取れないな、と感じる人を入れるわけにはいきませんので、僕と Facebook で繋がっていただいた方だけをご招待する形にしています。
気になる方は、LINE 公式アカウントから「FBグループ参加希望」とメッセージをくださいね。
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