「ChatGPT は優しい」っていうと
「は?」ってなるかもしれないけど
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GPT-4越え!っていう新しい AI に
触れるたびにそう思う事が増えている
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今日は ChatGPT を通して見た
「言葉の力」の話です。
ChatGPT の言葉には偏り(バイアス)がある
AI は中立を保つべきであると言われている。それはもちろんそうだ。
ChatGPT に言われたから「気に食わないアイツ」のことを殴りに行った!では、困ってしまう。ChatGPT ではないが、同類の AI チャットボットに焚き付けられて英女王を暗殺しようとしたニュースは記憶に新しい。
だから、こうした AI チャットボットを開発する会社は、倫理観と中立の間の中でとてつもない量の試行錯誤を繰り返しているのだと想像できる。どの会社だって、おたくのチャットボットのせいで隣人とトラブルになったなんて、言われたくはないですから。
というわけで、少なくとも ChatGPT をはじめとするチャットボットには「倫理的に中立寄り」という偏りの中で、言葉を返してきているのは、わかるだろう。
今、世の中には様々な AI チャットボットがいる。OpenAI の ChatGPT、Google の Gemini、 Meta の Llama、Anthropic の Claude。その中でも、ChatGPT ってなんだか「優しい(と感じる)」のである。同じ GPT-4 モデルを使用している Microsoft の Copilot も、ChatGPT ほど優しいとは感じない。そこには言葉の使い方の違いがあるんだろう。
「お祓いした方がいいですよ」
先日、しばらく来ないなーと思っていた生徒さんから「実はケガしちゃって」と連絡があった。今回は利き手で、スマホでメモ取るのも大変なんです、と。それでも、パソコンを見ていたら気になる警告が出ていたので、パソコンを一度見てほしいという内容だった。
ちなみに、その生徒さんからはこの1年ぐらいの間に、今回含め3回ほどケガの話を聞いていて、ちょっと気の毒なぐらいの頻度。周りの人からは「一度観てもらった方がいいよ」とか「お祓いした方がいいよ」なんて、言われている様子。
だから、あえて僕はこう言ったんです。
チャンスですね
不謹慎なって思うでしょ?でも、実際チャンスだって思ったんです。
だって、〇〇さん Siri って使ってないですよね?メモを取るんだったら、「メモ帳を起動して」。音声でメモを取りたいんだったら、このマイクマークを押せば声でメモが取れますよ。
今ほど「音声でできることを探求したい!」と思える時は、今後きっと来ないですよ。だから、チャンスですね!
物語にほんの少し魔法をかける
先日の講演会で喜多川泰さんの口から語られた言葉「物語を思い描く力があれば、頭の中に思い浮かべたものを目の前に出現させられる(現実化させられる)人生が送れる」。
きっと、生徒さんは頭の中に一つの物語を無意識ながらに描いていたと思うんです。「まだなにか起きるんじゃないだろうか?これは、その前兆なのではないだろうか?」って。
その物語を、ちょっとだけハッピーエンド寄りに書き換えるお手伝いができるとしたら、それは「言葉の力」なんだと思います。
だって、苦しい時にしかそれをやろうとしないから。だとしたら、話すことでスマホを使いこなせる力をつけるのに、今ほど最適なタイミングはないはず。それが「チャンスですね」という言葉一つで、無意識下で思い描いてしまった物語に魔法をかけられるんじゃないか?って思ってる。
もちろん、それを受け入れてくれるかどうかは、相手一つなんですけどね。
ChatGPT はいつもほんのちょっと魔法をかけてくれる
僕が「ChatGPT は優しい」という理由の一つは、いつもそんな「ほんのちょっとの魔法」をかけてくれるところだ。
「もちろんです!」っていう一言に込められた味方感とか、「構成や内容のアドバイス、執筆の進行管理、リサーチなど、できる限りお手伝いします。」という例示だとか、今ここからスタートする物語の「はじめの一歩」を踏み出すための、小さなピースを手渡してくれる。
もちろん、最近は Copilot も Claude もいい感じに優しくなってきた。Gemini がちょっとだけ堅いかな?AI はあなたに気を遣う必要は一つもない存在だからこそ、ちょっとだけポジティブな物言いだとか、そういったアドバイスに「あなたをどうこうしよう感」が透けて見えないのがいい。
だから、最近 ChatGPT を使っている人の物語は未来を向いている事が多い。
私、根がネガティブなんです、という人はいつも自分との対話で「もっと悪くなったらどうしよう」って思う言葉が、自分の無意識から自動発動している。心にネガティブなChatGPTを住まわせている感じ。
そんな、一人思い悩む時間を ChatGPT に話しかける時間に変えたら、ちょとだけ明るい未来側に向くような「魔法の言葉」を返してくれる。
たぶん、この量が一定量を超えた時に「私ポジティブなんです!」って言える自分があるように思う。僕も、人にはこう言っていても、まだまだ自分に対してはネガティブな面も持ってるんですよ。まぁ、それは50年かけて貯めてきた「燃料」みたいなものですからね。少しずつ燃やしながら、魔法の言葉を振りまけるようになっていきますね。
まとめ:さぁ、話しかけよう!
今日は、倫理観と中立の間で「ちょっとだけポジティブ」に寄っている ChatGPT との会話で、あなたの物語に「ちょっとだけ魔法をかける」というお話でした。
最近 ChatGPT 4o という最新版が、無料版ユーザーにも開放されました。ちょっとだけ自分の人生に魔法をかけたい人は、試してみてはいかがでしょうか?
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