最近、AIによるフィギュア画像というのを
かれこれ80体ほど作りました。
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【画像】しか作れませんが大丈夫ですか?
と念押しするのですが、多くの場合
「画像でいいのです!」と回答いただきます。
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これは ChatGPT 時代に「現実」が
大きく変化しており「思考の現実化」が
加速している理由でもあります。
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今日は ChatGPT 時代に「思考の現実化」が
加速する3つの理由についてお伝えします。
理由1:目に見えるものは「真実」ではなくなっている
今 AI によるフェイク動画が問題になっています。でも、これからの時代、動画に証拠能力を求めることをやめれば、この問題は解決していきます。
なぜ問題かと言えば「動画に証拠能力がある」と僕たちが思い込んでいるからです。いままでは、偽の動画を作るのにハリウッド級の膨大な資金力と技術力が必要だったので、「動画は嘘をつかない(つけない)」という前提に立っていたのです。逆にハリウッド級の膨大な資金力と技術力があれば、いろんな人を騙せるという時代でもありました。
ところが、AIによって「動画に証拠能力がある」という前提が崩れてきました。僕たちは今、「動画が真実を語っている」という思い込み(執着)を手放す時期に来ているんです。
この兆しは、僕の中では2022年のロシアのウクライナ侵攻あたりから、ん?と思うことが増えました。現地で撮られたという動画が、今時のスマホの動画にしてはやけに画質が悪いな〜と感じたところに始まります。今では、地震のたびに X(旧Twitter)などの各種 SNS に古い地震の動画がながされ、X ユーザーはフェイク動画に慣れっこになりつつあります。
これって、世の中は親切な人ばかりがいると思っている子供のようなものだと思いませんか?でも、現実はそうでもなくて「社会には怖い人もいる」と親や先生から習うことで、この世の中の処世術を学んでいく。田舎の玄関に鍵をかけない文化も同じようなものですね。
人の本質は「善」であるという性善説から、人の本質は「悪(に手を染めてしまうような心の弱いもの)」だという性悪説に切り替えることで、疑って自分の責任で相手を判断するということを学んできました。騙される方が悪い、というと悲しい気持ちがしますが、自分の幸せは自分で責任を持つ、と言えば人のせいにはしなくなるでしょう。
生成AIによって、何千何万もの選択肢を容易に手に入れることができるようになりました。いままでぼんやりとしていたものが、明確な選択肢となって目の前に提示されるようになったのが、ChatGPT などの生成AIの時代です。なにを真実とするか、何を嘘とするか、選択肢の中から自分で選ぶ時代になりました。
理由2:「成功」とは超パーソナルな世界に存在している
会社員を辞めて、自分ができること、自分がやりたいことでこの世の中に貢献したい。でも私は何ができるのかわからない…。そう思って、僕は起業塾や発信を学ぶスクールなどを転々としました。
すると、気づくことがあります。どの起業塾に行っても「成功」する人と、そうでない人がいるということに。
「成功」の概念は人それぞれ違いますが、起業というのが「自分のやりたいことと、その対価としてお金をしっかりといただくこと」とすると、その起業塾のやり方で稼げているのがその起業塾での「成功」ということになります。
ここで、多くの起業塾で「素直な人ほど成功する」と言われ、確かにそのとおり「講師の言うことを疑わずに実行できた(素直な)人ほど稼ぐことができています」。ところが、(僕のように…笑)起業塾を転々とする人がいます。これは、講師から見れば「素直ではない人」で、「成功できない人」です。
でも、本当は気づいているんです『「成功」というのは「(そんなことをしてまでやりたいことではない)ここは譲れないポイント」という自分の美学と「稼ぐ」のバランスの上に成り立っている』と言うことを。
だから「起業塾での成功=稼ぐ」をできない人は「自分美学としての成功=自分の腑に落ちる行動をして稼ぐ」という超パーソナルな「成功」を真剣に考えるときにきています。(と言っていますが、そう言う意味で、僕はまだ「めっちゃ稼げ」てはいない人なので、あなたの信じる人の言葉を信じてくださいね)
そして、そこに「自分美学として腑に落ちる」行動をするための、ジブン強化ツールが ChatGPT には揃っているのだと僕は感じています。
✅ 自分自身を知るためのチャット機能
✅ 画像を言語化するための視覚(Vision) 機能
✅ 自分のイメージを画像化するための画像生成(DALL-E) 機能
これについては、また別の機会にお話ししましょう
理由3:SNS は映像と音の世界。別の物理法則が働いている
Facebook でのライブになれてくると、その人にあったことがあるのか、それとも無いのかさえ分からなくなる時があります。そうすると一生、リアルでお会いしない人も中にはいるでしょう。
SNS は画像・映像と音の世界です。僕らが現実だと思っているのとは、別の(物理)法則が働いています。
たとえば、インスタでフォローとフォロワーの話をすることがあります。僕自身がうまく運用できているわけでもないのですが、「いっぱいフォローしたほうがフォローされる」と思っている人が少なからずいます。
でも、もしも 「30人にしかフォローされていないけど、3000人をフォローしている人」をフォローしたいですか?この人は「投資目的か何かの詐欺の人じゃないか?」って疑いませんか?
逆に「1万人にフォローされているけど、495人しかフォローしていない人」にあなたがフォローされたらどんな気分ですか?すごい人にフォローされちゃった!ってうれしくなりませんか?(逆に、そうやってすぐに解除するのではないか?と疑いもしますが)
現実世界で万有引力でものが落下するように、ネットを通じて人と人が出会う機会が増えた今、SNSの中では別の法則が働いているのです。そして、その中でも、文字よりも画像の方が、映像よりも音の方が、浸透度?が高いという法則が成り立っているように思います。
こうした、微細なSNS固有の法則に気づいていくことで、現実化は早まっていくのではないかと思います。そのために、見たものを明確に言葉にできる言語化力、自分の中のイメージと現実のギャップを感じられる感性、イメージを画像化できる生成AIの使いこなし力が、現実化させる力を加速していくのです。
まとめ:AI時代に人間に最後に残るのは「選択と責任」
先日 YouTube で以下の動画を見つけました。
漫画制作における生成AI活用の現状:2024春 #1
漫画家の小沢高広さんが、自分の漫画作品に生成AIを活用している現状について、お話下さっている動画です。おおむね僕が思っていることと同じ、いやそれ以上の内容を網羅しています。なによりもこの動画を漫画家さんがお伝えになっていることがスゴイと感じました。めちゃくちゃ面白いので是非ご覧ください。
そして、生成AI時代の創作で最後に残るものは「選択と責任」だといいます。以前にAIアートは、選択のアートだとお話しました。そして、自分で選び自分で責任を取る。ChatGPT をはじめとする生成AI時代には、物理形状に変化させなければ思考がほぼそのままSNSという社会の現実になります。
そんな、新時代の「思考の現実化」を楽しむ無料の Facebook グループを主催しています。
参加希望の方は、以下の LINE 公式アカウントから「FBグループ参加希望」とメッセージくださいね。
僕がこの AI という革新的技術の世界につねにアンテナをはりつづけられるように、僕自身のモチベーションのために運営しているグループなので、このグループは無償提供しています。あなたの参加と反応が僕の栄養源です。
その性質上、AI と共に暮らす(CLASS)という前向きな人に参加してほしいので、僕からの招待制とさせていただいています。LINE公式から「FBグループ参加希望」と書いて、お送りくださいね
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