大学時代に家庭教師をやっていた
それって何がすごいかと言えば
あなたが気付けないあなたの問題を
一緒に解決してくれるとことにある
ChatGPTは「貧者の家庭教師」と言われる
僕はここに【+α】を見ている
さて、その+αってなんだろうか?
ChatGPTは貧者の家庭教師
「ChatGPTは貧者の家庭教師」。そう名づけたのは「『超』整理法」などのベストセラーを数多く持つ野口悠紀雄さん。さすがのパワーワードですよね。
ざっくりと何が書かれているかと言えば主に学生の課題提出というテーマにおいて
・文科省がChatGPTの使用を禁止してるけど今までは家庭教師がやってたじゃない?
・家庭教師でもChatGPTでも人の力を借りると「創造する能力」は養われないでしょ?
・制約しても不毛の戦いになるよ(すでに検知ツールの誤作動が問題になっている)
・ChatGPTで答えが出る問題を問うのではなくディスカッションなどで評価すべき
・禁止するのではなく、慎重に採用すべき
・今日の学生は卒業後、生成AIプログラムが溢れる世界で生活し、仕事をすることになるから
今日のこの話は、学生という枠を少しはみ出してみようと思います。
ChatGPTは超パーソナライズド(あなただけのカスタマイズ)装置
野口さんの記事からもわかるように、多くの人がChatGPTを答えを出す装置のように捉えているようですが、私は「超パーソナライズド(あなただけのカスタマイズ)装置」だと捉えています。
ちょうど先日こんな話を聞きました。海外に旅行に出かけられた方が現地でのカードの二重請求に遭われました。これを現地の方に後日メールを通したクレームで伝えるわけです。英語に不慣れな僕たちとしては、これだけで気が滅入るシチュエーションじゃありませんか?
通常ならば、
1.「クレーム例文集」なんかをネットでしらべて
2. 自分の場合は「〇〇のチケット」にして
3. 場面を説明する単語に置き換えて…
となるわけです。
ところが、日本語で細かなシチュエーションとニュアンスを書いて「英語に翻訳して」とChatGPTに伝える。そうすることで「相手を害さないで、伝えたいことをきちんと伝えるクレーム文」が生成される。
そうして、無事9万円ぐらいのお金を取り戻したそうです。
すると今度は、その相手方の対応が迅速で素晴らしかったため「あなたのサービスは素晴らしかった」というお礼のメールを書きたくなったそうです。ここも ChatGPT でお願いすると、それはそれは素晴らしいお礼メールができあがったそうです。
書けと言われると書けないけど、読めば素晴らしいことは分かる。その方は、そんな英語力だったそうです。これは私にも心当たりがあります。
未来永劫技術の提供が保証されるならばフルベットできる
基礎学力と「未来永劫使える技術」の境界ということを時々考える。
例えば「ご飯を炊く」ということを考えてみる。ご飯を炊く行為って、基本は火に「はんごう」だったり「土鍋」だったり「お釜」をかけて炊くわけです。ところが、「基本」にもかかわらず多くの人は「電気炊飯器」が使えれば、不自由はしませんよね。「電気」はもはやインフラとして日本では当たり前のように供給される存在ですから。困るのは、震災などで避難所生活を強いられた時ですが、それは一生経験しない人もいるでしょう。
でも、四則演算(足す、引く、かける、割る)は基礎学力として身につけておかなくちゃいけない、これは多くの人が「そうだ」と思っていることです。
問題は、この境界線がいつの間にか動いていたりすることです。というのは、もちろん四則演算(+、ー、✖️、➗)記号の意味は理解しておく必要がありますが、暗算で検算できる能力は今は必ずしも求められなくなったように感じます。
だって、私たちがスマホを持った時点で24時間365日、電卓が手から離れることは無くなったからです。仕事の現場でも、パソコンがあれば電卓は使えますし、Excel が仕事という人も少なくないでしょう。
炊飯器のように、電気がいつも供給されていることが前提の技術に、僕たちはフルベット(これだけ覚えれば大丈夫)しているものがあるということです。ChatGPT もそんな存在になりつつあるのだと感じます。
まとめ
今日は、ChatGPTは「貧者の家庭教師+α」という話をお伝えしました。このαがなんだったかと言えば、家庭教師の持つ「個々人へのカスタマイズ」能力が学生に限らず、個人が使えるようになってきましたということ。
ChatGPTは「例を示す能力」を持っていますが、その例を「自分ごと」に置き換えて説明してくれる能力を持ちます。実はここは、いままでは多くのアウトプットを通じてあなた自身が練習しなければ辿り着けなかった場所になります。
他言語を操ることも、数学も、文章も「応用」と呼ばれていたことを最短時間で得られる能力です。
だからこそ、あらゆるものを「自分の能力」として身につけなければならないと思っている人にまず身につけてほしいのが、こうした AI というテクノロジーの扱い方だと思っています。
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