まほう(プロンプト)のレシピ

Amazonプライムビデオに
そんな名前の作品があります

3人の女の子が魔法のレシピ本に
書かれたレシピを使って
いろんなできごとに対処していく
というストーリー

時には、自分で新しいレシピを
作ったり…実はAIもそんな
世界だったりします。

目次

ChatGPTがこれまでのコンピュータプログラムと違うこと

ChatGPT が世に放たれておよそ1年がたちます。その衝撃は今も忘れません。

ジーニー

同じことを返さないことに意味があるなんて…

パソコンや、コンピュータっていつ聞いても同じ回答が得られるのが価値だったのです。ところが、ChatGPT は同じことを聞いても同じ内容で返答してこないんです。

だったり、

だったり。ね、分量も内容も違うでしょ?

誰に何を聞くか?

で、このChatGPTは、だれでも無料で使えるワケです。超優秀なので、使わない理由はないのですが、ChatGPTを従来のGoogleやYahooみたいな検索エンジンと同じと思っている人にはうまく使えないシロモノと判断されがちです。

だって、2022年1月までの情報しか持っていないんでしょ?

「情報からの判断力」と「情報を持っていること」には別の価値があります。

ほら、人に何かをたずねるときだってそうじゃありませんか?今なら情報の正確性や即時性を考えるんだったら、その辺の人に聞くぐらいなら、ネットで調べたほうが正確だったりする。

でも、情報が与えられても、自分でその情報をどう自分に当てはめることができるか?というのは判断できないから、「これってどういうことなの?」って人にたずねたりしますよね?

これは、誰に何を聞くか?という話で、今までは情報を調べることはできても、それを「自分ゴト」に転換する「考える」は自分でやらなくちゃいけなかった。それも、コンピュータにたずねることができるようになったのが、ChatGPT の新しい点なんです。

言ってみれば、個々人に超パーソナライズ(個人向けカスタマイズ)してくれるのが、ChatGPTです。

それって人が考えなくなるんじゃないの?

と言って、ChatGPT を触らない人がいるけど、それは違うんじゃないかと思っている。

例えば、僕はパソコン教室のインストラクターもやっている。そこで何を教えているかと言えば、生徒さんの脳の中に「判断ロジック」を構築しているのだ、と思っている。

ジーニー

よく、先生イジワルだ!(笑)と言われるんですけど、ヒントは出すけど答えはなかなか言わない(笑)

僕に聞く方が「答え」にたどり着く時間は増えるんですね(笑)でも、その場でどう考えたらその答えにたどり着けるのかという「ヒント」を小出しにしていく。僕にとっては、生徒さんの頭の中に「答えにたどり着く仕組み」を組み立てているんです。もちろん、仕組みの構築だから時間もかかるし、最初の内は判断も間違える。

「経験者に聞く」ってそういうことで、考え方を分けてもらうような感覚です。実はChatGPTも同じように、その思考のプロセスをたずねることができる。

まほう(プロンプト)のレシピ

ChatGPT を触り始めると、ChatGPT にどう聞いたらいいのか?という聞き方(プロンプト)があるというのが分かってくる。

例えば、食事のレシピ考案プロンプトはこんな感じ。

あなたは大人気の家庭料理のレシピ考案人です。以下の質問に回答してください。
【質問文】:{{今日の夕食}}のメニューを提案してください。
【目的】:{{母の誕生日}}の目的のために作ります。
【作る人】:{{子供たち 中学生の娘と小学生の息子}}
【ボリューム】:{{4人分のメイン料理と副菜2種}}
【ターゲット】:{{4人家族(お父さん、お母さん、中学生1人、小学生1人)男2名、女2名}}
【キーワード】:{{あたたかい、夕ご飯、誕生日、特別感、娘が作る}}
【情報の提供】:{{お昼はカレーでした。昨日の夕ご飯は唐揚げでした。}}
【背景】:{{昼間忙しくておなかがすいています。今日はとても寒かった。}}
【追加情報】:{{普段は母が料理を作っているが、母の日で子供たちが作れるもの}}
【アウトプット方法】:{{レシピも付けてほしい}}

大体、このプロンプトを見たときのみんなの反応は、

{{~}} は2重じゃなきゃダメなんですか?
波括弧じゃなきゃダメなんですか?

というもので、別に2重である必要とか、波括弧である必要はないんですね。ただ、ChatGPT にわかりやすく教えてあげているだけ。面白いのは、ChatGPT の方が柔軟性があって、人間の方が柔軟性がなくなっていること(笑)

だって、料理だってそうじゃないですか?お菓子は分量間違えると、膨らまなかったり、焦げちゃったりするけど、割と料理は適当でもまぁまぁ、美味しいところに着地する。

で、たまたまうまくいったもの、アレンジしてうまくいったものを「レシピ」として残しているわけですよね。基本は、まるで人間のように会話できる ChatGPT と話してうまくいったものを「レシピ」として残せばいい、というわけ。

相手を知らなければ、聞くことすらできない

先日、博多の歴女こと白駒妃登美(しらこま・ひとみ)さんにお会いしてきた話を書きました。

この時に、失礼ながら白駒さんのことよく存じ上げていなかったのです。そこで、私は1冊の本を読んで会いに行くことにしました。だって、その人のことを何も知らないでお話するのって難しいじゃないですか?

実はChatGPTも同じで、これをGoogleやYahooのような、事実データベースや、情報データベースのように思っていると、その性能を十分にひきだすことはできません。ChatGPT は与えられた情報と、もともと持っている情報から「推論」する仕組みのようなもので、これまでのコンピュータプログラムとは違った使い方になるんです。

まとめ

今日は、「まほう(プロンプト)のレシピ」ということで、昨年から本格的に普及し始めたChatGPTのような「まるで会話できるAI」との基本は「相手を知り、話すことで、レシピを作り上げていく」ものだというお話でした。

あれほど大きな話題を呼んだ!と思っていたのですが、ChatGPT、しかもそれを有料版で使い続けている人は 10% にも満たないのだと知りました。

そうなると、僕の果たす役割もまだまだあるな、と感じています。AIの難しい話を全部すっ飛ばして「使えるAI」のお話をさせていただくセミナーを 11/16(木) 13:00~ 新潟市にて開催します。

なにしろ AI のことを何も知らないんじゃ、AIさんにたずねることもできませんからね!それを学ぶ場を作りました。

ぜひ遊びに来てください。夜には有志の懇親会もありますので、僕とじっくり話したい方はそちらも参加していただけますと嬉しいです。

申し込みはこちらから👇👇👇
https://ai-marketing-niigata.peatix.com/

お会いできるのを楽しみにしています♬

ご質問などは、コチラの LINE 公式からお尋ねくださいね😊

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この記事を書いた人

ジーニーのアバター ジーニー スピリITエヴァンジェリスト

「自力と他力、二つの力が共鳴する時、未来は無限に広がる」。テクノロジーとスピリチュアルの世界をブレンドし、それぞれの力を最大限に引き出す方法を伝える情報を提供しています。「わたしならできる」という自力、「あなたを数百数千倍に輝かせる」テクノロジーという他力。自分を信じ、テクノロジーを活用する一歩を踏み出しましょう。

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