ソフトバンクが戦略的提携を結んだ
AI検索エンジン「パープレキシティ」は
従来の「調べる」行為を一変させ
情報アクセスを劇的に改善しています。
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とにかく気が散りやすい筆者が
この検索AIを使うことで
集中力を改善することができました。
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今日はその方法をお伝えします。
集中力に自信がない人におススメです。
発散思考タイプの闇:集中力のチャレンジ
グーグルで「とあるテーマ」についての調べ物を始めて、一つ目の検索結果にジャンプする。
フムフムと文章を読み終わると、気になる関連記事が目に留まる。「そうそう、そういえばその話ってどうなったんだっけ?」と関連記事に飛ぼうものならば、当初の「調べ物」はどこにいったやら…これ僕のいつものネット遭難ドハマりルーティン。
昔は、とにかくこの集中力のなさに辟易していたのですが、最近は「好奇心の現れ」だったり「アイデアマン」にありがちな性格として、これをうまく活かす方向に使おうと試行錯誤しています。
この発散思考(いろんなことが思いついてしまう)はアイデアが豊富だったり感受性が豊かだったりというメリットがある一方、一つのタスクに集中するというのが難しいというデメリットもあります。ADHD(注意欠陥・多動症)だといわれることもあるようですが、それを病気と名付けた時点で僕たちの中には諦めが芽生えます。このギフトをなんとか活かしたいものです。
『テクノロジーで弱点を逆転する』がポリシーの僕としては、なんとかこれをテクノロジーで逆転させたいのです。ということで、先日19日にソフトバンクが戦略的提携を結んだAI検索エンジン「パープレキシティ」によって、集中力を保てる方法を見つけたのでご紹介します。
それが「パープレキシティページ集中法」です。
パープレキシティページ集中法
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOユーザーの方は1年間AI検索パープレキシティの有償PRO版を無料で使用することができます。その有償機能の中の一つ「ページ」を使った集中法です。
なお、無料使用については先日公開したこの記事を参照してください。
パープレキシティというAI検索エンジンが今話題になっているのは、その検索結果が「あなたが検索対象の内容を理解するためのありか(宝の地図)」を表示するのではなく、「あなたが検索する対象の答えそのもの(宝そのもの)」をインターネット上からかき集めて提示してくれるということにあります。つまり、そこだけ見れば答えが分かるということです。
そうして「あなたが問いをたてながら検索したり、集めた情報」は同じような疑問を持つ誰かのためになる可能性を秘めています。それを、他の人に共有することができる機能がパープレキシティページという機能です。具体的には以下のようなページが1分ぐらいで作れて、誰でも見られるようになります。よく見かけるまとめページみたいでしょ?
このパープレキシティページというのは本来「あなたの検索結果を共有するのが目的」らしいのですが、これは集中のために使えると気づきました。それも、僕と同じように発散思考が邪魔をして、本来やるべきことだったことを忘れてしまいがちな人にピッタリの集中法になります。
なぜならばこの方法では、
①何のために検索を始めたのか?という検索の大目的を保ったまま(全体を俯瞰)
②検索の履歴が目に見えて残っていく(脱線に気づくことができる)
という2つの集中要素があるからです。
それではパープレキシティPROを使っている人は「ライブラリ」の横にある+から「ページ」を選んでスタートしていきましょう。
検索の大目的を掲げることができる
パープレキシティページでは、一番最初に「あなたのページは何についてですか?」という大目的を入力します。この後、あなたはこの主題ページの中で検索を繰り返していきます。
ここでは、「ネットを検索していて別のことが気になって本来検索すべきではなかったことに時間を使ってしまうことがあります。この集中力のなさをパープレキシティページを使って補う集中法について書きたい」という漠然としたテーマで書き始めます。対象として、全員、初心者、専門家が選べます。
そうすると、10秒ぐらいしてあなたが漠然と打ったタイトルが一言にまとめられます。
そうそう、それが言いたかったの!
もし、そうじゃないよ、という場合はこの各章の章タイトルだけは自由に書き換えることができます。章の内容は、パープレキシティが自動的に集約した内容を表示するだけです。
そして、あなたが入力した大目的タイトルに基づいて検索と集約をして、2セクションぐらい適当な検索結果をまとめてくれます。自分が思ったのと違うセクションが生成されたら、セクション下にある「…もっと」というところから「セクションを削除」すれば大丈夫です。
検索履歴が目に見えて残っていく
そうして作成した大目的のページの各セクションで検索を行っていきます。タイトルはきれいに収めようとしなくても大丈夫です。パープレキシティが書き換えてくれますから。
たとえば、僕がこのセクションで調べたいと思ったことを以下のように書きます。
「パープレキシティはソースとなるページを見ることは裏付けを取る際だけ、最小限で済みます。つまりソースページ内に含まれている関連記事や、広告に惑わされることはほとんどありません。」
以下のように「ソース確認の効率化」というセクションタイトルに書き換えてくれました。ちょうど、この章の内容にふさわしいのでそのまま載せておきます。
パープレキシティは、まるで賢い秘書のように、必要な情報だけを抽出して提供してくれます。これにより、ウェブサイトの迷宮に迷い込むリスクを大幅に減らすことができます。従来の検索エンジンでは、クリックしたリンク先のページに、関連記事や広告が満載されていることがよくあります。これは、お菓子屋さんに入ったら、目当てのお菓子以外にも魅力的な商品がたくさん並んでいるようなものです。つい誘惑に負けて、本来の目的を忘れてしまうことがありますよね。しかし、パープレキシティは違います:
- 情報の要約:
パープレキシティは、複数のソースから関連情報を集め、簡潔にまとめて提供します。これは、まるで図書館司書が必要な情報だけを抜粋して教えてくれるようなものです。 - ソースの明示:
回答の下部に「SOURCES」として参照元が表示されます。これにより、情報の信頼性を確認したい場合にのみ、元のページを確認すればよいのです。 - 広告からの解放:
パープレキシティの画面には広告が表示されないため、不要な情報に気を取られることがありません。これは、集中力を保つ上で大きな助けとなります。 - 関連記事の排除:
通常のウェブサイトにありがちな「関連記事」や「おすすめ記事」といった誘惑がないため、本題から外れにくくなります。 - 自動要約機能:
長文の情報も自動的に箇条書きにまとめてくれるため、サッと内容を理解できます。これは、長い文章を読む必要がなく、時間の節約にもなります。
例えば、「健康的な朝食」について調べる場合、パープレキシティは複数のソースから重要な情報を抽出し、簡潔にまとめて提供します。広告や関連記事に惑わされることなく、必要な情報だけを効率的に得ることができるのです。このように、パープレキシティを使うことで、情報の海に溺れることなく、必要な情報だけを効率的に収集できます。これは、まるで情報の迷宮に入る前に、賢いガイドが最短ルートを教えてくれるようなものです。結果として、集中力を保ちながら、効率的に情報収集を行うことができるのです。
まとめ
検索AIパープレキシティの「ページ機能」は、あなたの検索結果を他者と共有するための機能ですが、以下の2つの特長により、あなたの検索時の集中力を保つのに使用することができます。
①大目的をタイトルとして掲げることで、本題とそれた検索をしにくくなる
②履歴として検索結果が残っていき、検索結果から他の情報に迷い込むことがない
ぜひ、公開のためだけではなく、自身の検索時の集中力アップのためにも使用してみてくださいね。今回の記事のためにキュレーションしたページを以下に公開します。
ChatGPTデイリーハックと AICLASS Begins
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