昨日、友人と意気投合した話がありました。
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それは、「発散思考タイプの人は
長期間にわたる作業が
苦手なんじゃないか?」という話題です。
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面白いことに、私を含めた
サンプル数3の小さな集まりでしたが、
全員が「そうそう、それ、
めっちゃわかる!」と共感したんです。
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この気づきをもとに、発散思考の特性や、
その特性をうまく生かす方法に
ついて考えてみました。
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ちなみに今回は… ChatGPT に新しく追加された新機能「ChatGPT 4o with Canvas(ベータ版)」にて、この記事を書いてみました。AI が搭載されたエディターのように使用することができ、快適に文章を書くことができました。その編集の様子を動画に撮ってみたので、よかったらご参考に👇
発散思考とは?
発散思考(ダイバージェントシンキング)とは、一つのアイデアから多様な関連アイデアを生み出す能力のことです。このタイプの人は、物事をいろいろな方向から考えるのが得意で、新しい発想をするのが好きです。
しかし、裏を返せば、話している最中にも次から次へと新しいアイデアが湧いてきて、話題が広がってしまうことがよくあります。その結果、話が途中で飛んだようになり、「集中思考」の人から見ると「何を言っているのかわからない」と言われることが多くあります。
僕もよく上司から、何言ってるのかわからない!って言われました💦
その結果、長期間にわたる作業や計画的なプロジェクトに対しては、集中が途切れがちで、苦手意識を強く感じることが少なくないようです。特に、進行中のタスクに集中し続けることが難しく、最初の意図から逸れてしまうことも多々あります。
このブログも、時折話がタイトルとずれているのはそのせいです(笑)
なぜ苦手なのか?
意気投合した私たち3人の間でも、発散思考の人が長期的なタスクを続けるのが難しい理由がいくつか挙がりました。
新しい刺激が欲しくなる
発散思考の人は新しいアイデアや刺激を求める傾向が強いです。そのため、同じことを何日も続けるという単調さに飽きてしまい、別の面白いことに飛びついてしまうんですよね。
例えば、ジグソーパズル。2000ピース、3000ピース程度のものならば1日で集中して終わらせることができます。しかし、数日間にわたる10000ピースなどの大型のものは、翌日のモチベーションを維持するのが難しく、途中で放棄してしまうことが多いのです。
僕が最近AIを気に入って使っているのは、多くのことが1日でできるようになるからです。AIアートであれば、1日あれば完成まで持っていくのは実にたやすいのです。書道について振り返ってみても、私が書道に心惹かれた理由の一つは、集中して短時間で作品を完成させられることだったのかもしれません。一つの作品に数日かけるというよりは、その瞬間に全てを込めて完成させるというスタイルが自分には合っていたのでしょう。
計画に縛られるのが苦手
柔軟な思考を持っているからこそ、計画通りに進めるよりも、その場で思いついた新しい方向性に進みたくなります。これは発想力の強みでもありますが、長期的なプロジェクトの管理には難しさが伴います。
そう考えると、ソフトウェアエンジニアとして続けられたのは、プログラミングが常に新しい課題や問題解決を求める作業だったからかもしれません。一つの大きなプロジェクトでも、その中には小さな問題がたくさんあり、それらを一つずつ解決していくことで、常に新しい刺激が得られ、飽きることがなかったのです。
マルチタスクになりがち
複数のアイデアに同時に取り組むことが好きなので、ひとつのタスクに集中しきれないこともあります。結局、どれも中途半端に終わってしまう、という経験を私も何度したことか。
そのため、ソフトウェアエンジニア時代には、いかに割り込みを少なくするかということに常に神経を使っていました。特に、タスクの優先順位を明確にし、集中できる時間を確保することで、中途半端にならないように意識していました。
それでも、どうすれば長期間の作業をこなせる?
では、発散思考の特性を活かしつつ、どうやって長期的なプロジェクトをうまく進めていくのか? いくつか試してみた方法をシェアします。
タスクを細分化する
大きなプロジェクトを小さなステップに分けると、達成感が得られやすくなります。発散思考の人にとっては「小さなゴール」をどんどんクリアしていく感覚が、モチベーション維持のカギです。
1日に200件ものメールを処理しながら、5〜6件のミーティングに出たりしていた時には、TaskChute(タスクシュート)というExcelでタスクを管理する仕組みを使っていました(今はクラウド版があるそうです)。
定期的に新しい刺激を取り入れる
同じことの繰り返しに飽きてしまうので、例えば週に一度、新しいアイデアをブレインストーミングする時間を設けると良いです。これで作業に新鮮さを加えながら、長期的な視点を持てるようになります。
雑談レベルでも、「今やっているこれとこれを組み合わせると面白いよね?」と話せる相手がいると飽きずに続けられるでしょう。
タイムマネジメントの工夫
ポモドーロ・テクニックのように、短時間集中して休憩を入れる方法は効果的です。「今はこれだけに集中しよう」と区切ることで、発散しがちな思考を一時的に収束させることができます。
ポモドーロ・テクニックとは、25分間集中して作業を行い、その後5分間の休憩を取るというサイクルを繰り返す時間管理術です。このシンプルな方法で集中力を高め、効率よく作業を進めることができます。 スマホアプリのポモドーロタイマーを利用することで、簡単にこのテクニックを実践できます。アプリは集中時間と休憩時間を自動で管理してくれるため、効率的に進める手助けになります。
iPhone の人はこちらから👇
Android の人はこちらから👇
チームワークの活用
収束思考(コンバージェントシンキング)が得意な人とチームを組むことで、お互いの強みを活かしあえます。アイデアをたくさん出すのは発散思考タイプの役割、計画的に進めて実行するのは収束思考タイプの役割、というふうに分担できると理想的です。
まとめ
発散思考の人は、長期間続けることが苦手であることに悩むこともありますが、その一方で多様なアイデアを生み出す才能があります。大切なのは、その才能を活かしつつ、自分に合った方法で持続力を高める工夫をすること。私自身もこの「気づき」から日々試行錯誤しています。
もしあなたも発散思考タイプで、長期的な作業が苦手だと感じているなら、ぜひこれらの方法を試してみてください。何かしらのヒントになれば嬉しいです。
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