先日友人と1年ぶりにあって
『最近「7つの習慣」を学んでるんだけど
「本ってすごいね!」』と改めて言われました😂
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その時、友人の一言から
『それって「7つの習慣」の第2領域の話だね』
という話をしたら突然、
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「なんでそんなにスッとでてくんの?」
と驚かれたので、今日は
「本の知識を会話と結びつける方法」について
お話しします。
「本ってすごいね」
なんでも、友人につい最近そういうできごとがあったらしい。
年間5冊も本を読まなかった僕、本1冊を読み切ったことがなかった僕だから言いますけど、いや、まじスゴいのよ、本当に本ってw。本は知識を増やすものとだけ思っている昔の僕みたいな人には、ぜひ本を読める力をつけて欲しい。
もちろん知識がつくのは当たり前で、記憶力や、いざという時の復活力(レジリエンス)まで高まるという研究結果が出ている。なんだったら「うつ」にまで効く「読書セラピー」という世界もあるほどだ。
創造力がレジリエンス力に繋がるなんていう、先日Wiredさんが掲載した以下の記事も参考になると思う。
この記事を読んで、まず「創造力」と言って僕が思い描くのは「小説を読むこと」だ。「ああ、だから小説を読む人はメンタルが強いんだな」とも思った。
話を元に戻そう。
「自信を持って進めることができます」
その友人は、会社の研修で部下と一緒にスティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」の研修を受けており、今7つの習慣を読んでいるのだという。
友人は、上司から出された課題を解決する2つの選択肢の中で悩んでたのだという。A案とB案どちらにするか?どちらもお金がかかる話だし、A案もB案も自分の状況にベストフィットではない。(すいません、話の内容は詳しくかけないのです💦)そんなとき、その部下との会話の中で、
あれ?これって本当に、A案、B案のどちらかから選ぶ必要ってあるのかな?
と本来の目的に立ち戻ってみることができたのだと話してくれました。でも、通常はここで「いや、もうここまで話を進めたんだから、このままA案かB案どちらかで行かなくちゃ…という」葛藤が生まれる。そこに声をかけてくれたのが、一緒に「7つの習慣」を学んでいる部下だったと言います。
〇〇さん、それってまさに、第2と第3の習慣の話じゃありませんか?
そうやって、部下からの一言をもらったことで(A案、B案ではなく立ち止まって)上司に自信をもってプレゼンできるってことが嬉しかったんだ!と話してくれました。ちなみに「7つの習慣」における第2の習慣と第3の習慣は以下の通りです。
つまり、読書することで「自分の決断に自信を持って前に進める」という効果と「誰かの背中を押す言葉をかけてあげられるようになる」という効果の2つを感じた、というのです。
この話は「僕が以前から本ってスゴいよ」って話していたから、僕に話さなきゃと思ってくれたエピソードなのでした。
「最近、ウォーキングするようになったんだ」
その後に、僕が友人に言った「お前最近痩せたね〜」という一言が話題に。
「ああ、最近毎朝40分ほどウォーキングするようになったんだ!」
「あ、俺も痩せなきゃ」と思っているところに、ふと思いついたのが…
「ああ、それも第2領域だね」と僕。
第2領域というのは、先の「7つの習慣」では第3の習慣で扱われている時間管理マトリクスという表になる。この表では、僕たちの時間は4つに分けられる。
ウォーキングすることで体調管理できれば、体調を崩して緊急手術をしなきゃいけないとかいう、重要かつ緊急な第1領域のできごとはへっていくもんね!
おぉ、たしかにそうだ!なんで、そんなに「第2領域の話」とか、ぱっと出てくんの!?こっちは今学んでる最中で、もっと出てきてもいいはずなのに😂なんで、そんなにスッとでてくるの!?
というやりとりが、冒頭の話だったのだ。
「右脳を使う読書をしてるんだと思う」
その質問にふと出てきた答えが
多分、たぶんなんだけど「右脳」を使う読書をしてるんだと思う。知識が本当に使える状態になった時の感覚ってわかる?
辞書を思い出して欲しい。本当に使える状態というは、前から順に調べて見つかる状態(シーケンシャルアクセス)ではなく、ある言葉を聞いて瞬時にその言葉の意味や読み方がわかる状態(ランダムアクセス)になっている。
う〜ん?って思い出している時は「覚えたことを必死に頭の中を検索(サーチ)して探している状態」、パソコンで言ったら何時間もかけてウイルスチェックしている状態に近い。
一方、パッと思い浮かぶ時はGoogleなどで検索する時みたいに一瞬で出てくる。アレって、ある知識に対してインデックス(見出し)みたいなのがつけられていて、いろんなキーワード(鍵)と情報がくっついているんだよね。
つまり、ランダムアクセスできる時っていうのは、自分の中にある複数の「フレーズ(言葉)」や「シチュエーション(場面)」という鍵と、知識が結びついたネットワークを形成している状態だっていうこと。右脳は「直感力」。大事なこと同士を自分の中でネットワーキングしていくのは右脳の力です。
そしてランダムアクセスを作っているのは記憶の足場だ。先日書いた以下の記事(こういうこと書いたな…というのも、頭に入ってる)でも書いたように、記憶の足場は「小説」を読むことで鍛えられる。
まとめ
そんなにスゴいと思ったなら、「楽読」受けてくれればいいのに😂
って話したら、「本を読むのにお金かけたくないから」って😂
(まぁ、わかるよ。僕もそうだったから。まだまだ、この友人が速読を手にするのは先のようだ。)
小学校卒業程度でほとんどの本は読めちゃうからね〜。でも、この40年ほど前に手にした能力を僕たちはアップデートせず、使い続けている。
読み・書き・そろばん(計算)の「書く」ことは、タッチタイピング(ブラインドタッチ)や音声認識だったりを使ったり、「計算」することは、Excel を使ったり、音声認識で計算させてみたりして速い方法を習得してるのに、「読む」だけは 40年前と同じ「音読」「心の中で音読」という古い方法を使い続けている。
でも、「楽読」を通して、この「ランダムアクセス」できる脳が手に入ると、日常生活で以下のようなことが平気で起こり始める。
✅仲間や先輩の背中を押してあげられる一言を、瞬時にプレゼントすることができる人になれる(人間関係の向上)
✅落ち込むシチュエーションで「ふっかつのじゅもん(窮地を脱出できる一言)」を自分で自分にかけることができる(レジリエンス力の向上)
✅何を聞かれても瞬時に何か思い出すので、思考停止しない。(発想力の向上)
✅1を聞いて10を知る、高い理解力が手に入る(読解力の向上)
✅必要な場面で必要なことを思い出す力が手に入る(記憶力【想起能力】の向上)
この日の、友人には前半2つのできごとが起こっていた、と言える。
「速読」ではなく「速読【脳】」を手に入れることは、自分も周りの人も幸せにする取れ高の高い学びなんだと僕は考えています。そして、僕たちのいう「速読【脳】」は、「楽読」をやらなくても手に入るものだとも思っている。
なぜなら僕が出会った人たちの中で、年間100冊を読むような多読家には「楽読」をやらなくても、同じことをできる人がいたからです。
ただ、本を読む習慣がなく年間5冊の人が、100冊の本に出会うまでには20年かかる💦 パソコン教室でも、よく生徒さんにこう言うんです。
教科書を自分で読み解ける人は、本当は僕なしでも「独学」で進んでいけます。だからみなさんには「読む力」をつけて欲しいと思っています。
そう言う意味で、全ての学びの前に学んで欲しいことだと思います。だから、小学校で一応の「読み」ができるようにするんですものね。
小学生の時の「読み」の力をアップデートしたい人は、ぜひ一度体験に足を運んでください。全国からの Zoom でも体験レッスンできます♪
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