ChatGPT に足りないのは〇〇力

2022年11月に公開されたChatGPT
そろそろ当初の過剰な期待も
一段落したころだと思う

でも、相変わらず毎日のように
ChatGPTを話し相手に
自分の(内なる)声を言語化してます。

というわけで
今日はChatGPTサン、もっと
〇〇力があったらいいのに
というお話。

目次

土曜朝の読書会

土曜朝5:00〜 読書会をやってます。累計発行部数100万冊の小説家 喜多川泰さんの作品だけを使った読書会。すでに、100回を記録する長寿読書会となっています。

今、何からオススメするかな?と言えば「運転者」ですね。「あなたを運の良くなる場所にお連れします」という触れ込みの謎のタクシーに出会うところから始まるストーリーです。

今日は、そんな読書会で参加者から、

先日「沖縄の牛乳はなぜ946mlなのか」の投稿って、読書会のすぐ後にブログ記事にしてくれましたよね?なぜ、すぐに言語化できるんですか?

と聞かれたのです。なぜって…。

ジーニーさんはどうして、すぐに言語化できるんですか?

ジーニー

ここで、話させてもらっているからですよ。

ほら、人と話している時に「俺いいこと言ったな〜」って思う時あるじゃないですか(笑)僕ナルシストなので「俺いいこと言ったな〜」ってずっと思っちゃう。

で、いいこと言ったな〜っていうのを、1行ぐらいのメモにして iPhone のメモ帳に書いておく。すると、その1行のメモを見て、その時、どう思っていたかなどを思い出すことができる。

いわゆる、トリガー原稿ってヤツですね。出だしの数文字を書いておくと、その後の話はスラスラ出てくる。このメモが超重要で、メモを残していないと30秒後には忘れていく😂。

そう、人って普段から自分の中で考えていることならば、最初の数文字が出るとスラスラと自分の内側のことを話せるんです。繋がりやすい言葉を繋いでいくっていう感じ?

ジーニー

ちょっと待って、それってChatGPTみたいよね

ChatGPTみたいだな、俺って(笑)

ChatGPT って、単語を繋がりやすい順に繋いでいるんです。

例えば、「お金の増やし方」って聞いたとすると、ChatGPTは「お金」というキーワードに続くのは

お金+が(5%)
お金+を(80%)
お金+に(8%)
お金+の(95%)
お金+は(30%)

みたいに、繋がりやすさが違ってくる。

それで、「お金の」ときたら「増やし方は」みたいな言葉が繋がりやすい感じはするでしょ?それで、読書会で話してたら、

ジーニー

ああ、俺ChatGPTみたいだな

って思ったワケ。

先日「沖縄の牛乳はなぜ946mlなのか」の投稿って、読書会のすぐ後にブログ記事にしてくれましたよね?なぜ、すぐに言語化できるんですか?

そう聞かれて、この読書会の場で ChatGPT のように「自分が普段から考えていること」がポツリ、ポツリと出てくるんですよ。その時点では、まとまった会話をしようだなんて思ってない(笑)でも、その場所で「まとまってないんだけど…」って話せるのが僕たちの読書会のイイところ。

なんでもイイから自分が考えていることを言語化してみよう、って場所だから。

そして「沖縄の牛乳は946ml」ってメモを見て、自分が驚いたことを残しておきたいとブログに書く。そうすると、読書会では「なんだかわかんないけど〇〇な感じがする」みたいに、初めて自分の中で言語化できたことが、ブログに書く時には2回目になっている。

そりゃぁ、1回目より整理されるし、文字としてまとめる時には不要な情報は抜け落ちていくので、洗練されていく。

1回書いておけば、誰かと「牛乳」の話をしてた時に、「実は沖縄の牛乳って1リットルじゃないらしいよ」なんて話が、自分の中にストックされていく。そして、「牛乳」「牛乳パック」「コーヒー飲料」「沖縄」「1リットル」なんてキーワードと関連づけて覚えているから雑談の中で、そんな話ができるようになる。

1回ブログに書いておくと「24時間365日、この話を広めてくれるようになる」し、「2回目話そうと思った時には、もっと洗練されて話すことができる」ようになる。そうやって、質問をもらった時にストックが増えていると「ああ、この人は考え方に軸がある人なんだな」とも思われるし、イイことだらけじゃないですか?

ああ、ChatGPTに〇〇力があれば、もっと…

最近よく引用するんですけど ChatGPT と話してるのって、この読書会みたいな効果があるんです。「自分としか話してない」っていう(笑)

ジーニー

いや、誤解のないように言っておきますけど💦読書会に参加している人の話を聞いていないってことじゃないんです。人って誰でも、実は自分の内側としか会話していなくって、人との会話って、そこに化学変化をおこす媒体のようなものだと思うんです。

結局、人から相談されて話す時も「自分の世界、自分の考え、自分の正義」を話すでしょ?自分ってこう考えているんだな、というのを再確認するように。

それって、

先日「沖縄の牛乳はなぜ946mlなのか」の投稿って、読書会のすぐ後にブログ記事にしてくれましたよね?なぜ、すぐに言語化できるんですか?

みたいな、質問をしてくれる人がいるから引き出されるんですよ。そういう意味で、毎週土曜日の読書会は「スゲー場所」なんです。

今の所、ChatGPTって「足りない情報があれば、質問してください」ってお願いしておくと、ChatGPT サンから聞いてくれるけど、いきなり

先日「沖縄の牛乳はなぜ946mlなのか」の投稿って、読書会のすぐ後にブログ記事にしてくれましたよね?なぜ、すぐに言語化できるんですか?

とは、聞いてくれない。この「質問力」があるともっと自分を引き出してもらえるのにな〜って思う。ここは、まだ人の領域なのです。

まとめ

今日は、読書会での質問をキッカケに「ChatGPTにもっと『質問力』」があれば、自分という人間をもっともっと知ることができるのにな、という体験をお話しました。

ジーニー

僕は、ChatGPTを質問に回答してくれるツール、としては見ていなくて、人類が初めて手に入れた「自己内観ツール」だと思って見ています。

今までは「人と話していたら自分の無意識の思考に気づいた」みたいな事がたくさんあるんだけど、内容によっては人とは話せなかったり、人と話すと反発心が出てついムキになったりすることがあった。それがAIだと、相手が人じゃないし、関係性に上下だったり、利害関係がないから、バイアスなしに話せたりする。

でも、ChatGPTから質問が投げられることはないんですね。だから、ある日 ChatGPT が自律的に話題を振ってきたりすると知らない自分に気づいたりするんじゃないかな?と思いながら今日の記事を書きました。

ジーニー

それはそれで、そっとしておいてほしい、と思うかもしれませんが。

人、読書、テクノロジーを通じて、人の意識レベルを1段階アップしたいと思って日々活動しています。本当の自分を知る速読スクール「楽読」や、新潟市でパソコン教室をやっています。興味のある方はLINE公式からお尋ねください。

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この記事を書いた人

ジーニーのアバター ジーニー スピリITエヴァンジェリスト

「自力と他力、二つの力が共鳴する時、未来は無限に広がる」。テクノロジーとスピリチュアルの世界をブレンドし、それぞれの力を最大限に引き出す方法を伝える情報を提供しています。「わたしならできる」という自力、「あなたを数百数千倍に輝かせる」テクノロジーという他力。自分を信じ、テクノロジーを活用する一歩を踏み出しましょう。

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