一日かけて作った資料を上司に見せると
「そうじゃねぇんだよ!」と言われる
こんなことが2〜3度繰り返されると
「なら自分でやればいいじゃないか!」
と思ったりするけれど…
そこには人は差分ならば感じられる
という特性がある
差分を強く感じる私たち:認識の科学
上司の元に資料を持っていくと「そうじゃないんだよ!」と突き返されることがあります。1〜2回ならばいいものの、これが何回も続くと「じゃぁ、自分でやればいいじゃないか!」と思う。
人は自分が本当に思っていることとの「差」は強く感じられる一方、ゼロから作ることには多大な労力が必要になる。この状況は、「差分認識」と「創造性の限界」という2つの側面から考察することができます。
差分認識
人間は、目の前に具体的なものがあると、それと自分の理想との違いを具体的に指摘しやすくなります。上司も、提出された資料を見ることで、自分の期待との差異を具体的に(そのとき初めて)認識して意見がだせるようになります。
創造性の限界
一方で、創造性には限界があります。特に「ゼロからイチ」を生み出すプロセスは、想像以上に時間とエネルギーを要します。上司自身が資料を一から作成することは、理論上は可能ですが、実際には多大な時間と労力を必要とするため、現実的ではないことが多いです。
上司は、あなたの提出した資料をベースとして、理想に近づけようとしています。
「反対意見だけでなく建設的な意見を」が黙る日本人を増やしている
子供の頃から僕の中に強く残っている言葉があります。それが、クラス会議の中で先生の発した一言「反対意見だけじゃなくて、あなたはどうしたいを一緒に発言してね」です。
いやだ!というのは簡単だけど、じゃぁ、どうしたらいい(どうしたい)?を答えられないから、あまり人前では発言しないという人も多いのではないでしょうか?でも、これが日本の無駄な会議を増やしているようにも思えます。実際のところ、課長時代、朝から晩まで「この会議意味があるのかなぁ~」と思いながら参加していた会議は数知れず…。
そこには、偉い人の鶴の一声で2週間すり合わせてきた決定事項がひっくり返ることも数多くありました。「あなたがこの場にいなかったんでしょ!?」と何度思ったことか。
でも、「ChatGPT ひとり会議」では、あなたは「反対意見だけ」だしていてもいいのです。ChatGPT が玉石混交の様々なアイデアを出します。それに対して「そうじゃないんだよ!」と。
先日、インスタ 2200 フォロワーの画像を作っていた時に、ダメ出ししてます(笑)
不確実な時代に答えを出せる人とは
「納豆」は体にいいというテレビ放映後、スーパーから納豆が消える
→ それって本当?大豆アレルギーの人は命に関わるかもしれない。
自然食品だから安全
→ それって本当?フグ毒だって、うるしだって、自然のものだけど危険はあふれている。
ワクチンは打つの打たないの?
→ 「3月までは無料で受けられるから…」という理由で接種するという話を聞くと、大丈夫かな?と思います。追加(ブースター)接種を推奨していた WHO も 2023年3月にはブースター接種は1回までを推奨とする、と方針転換したことがありました。
大学を出て、いい会社に就職したら幸せになれる。
→ 信じられないかもしれませんが、昭和の時代は、これが本気で信じられていました。
この4年間こそ、ずいぶんと自分の感性で選ぶということの大切さを知った時代はありませんでした。周りの人の話やニュースをあてにすればするほど、迷う時代だったのです。こういう時代に「自分で自分の未来を選択できる」のが「感性」です。
SHOWKOさんの「感性のある人が習慣にしていること」や、藤堂ヒロミさんの「潜在意識3.0」などは、あらためて「感性」の大切さを感じさせてくれる名著だと感じます。
まとめ
ChatGPT の回答の中から、自分の想いと違うところを指摘していく。画像生成AIの生成した100枚の画像のなかから自分が「美しい」と感じる画像を選び取っていく。これらは、いずれも明確に言い当てることができないけれど、自分の表現したいものと違う、という微細な「差分」を感じる力「感性」を磨くトレーニングになります。
そして、その答え合わせをインスタでしています。自分が美しいと思ったものを、同じように人も美しいと感じるのか?相手に迎合するのではなく、自分の美しい=他人の美しいが交わるポイントを探っていくプロセスは、ピッタリと符合した時の気持ちよさが段違いです。
いまこそ、感性を鍛えて「不確実な時代に答えを出せる人」になりませんか?
ちょうどこの水曜日2/28に、この話と合わせて「AI で3つの脳の使い方がアップデートされる」という月イチ無料セミナーを、無料の Facebook グループ「AICLASS Begins(アイクラスビギンズ)」で行いました。
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