読書会を主催しているし
読書会に参加もしている
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それは同じ想いを持つ人に繋がる
最短ルートであると共に
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声にならない自分の声を
聞く活動が読書会だからだと思う
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今日は、読書会・講演会で
自分の人生を磨く感度をアップする
と言うテーマについて書きます
ドン底でしか聞くことが許されない音
今ちょうど、土曜日朝5:00〜読書会を主催していて、日曜日朝5:00〜の読書会にはたまに参加している。なぜ二つも?と思うかも知れないが、根本的にやり方が違う。これは後で「読書会」として紹介します。
さて、その二つの読書会で「人は自分の内側にある、とてもとても小さな人生をガイドする声を、苦しい経験、辛い経験をしたときだけ聞くことができるのだ」という思いに辿り着きました。
多くの人が「こう言う人でありたい」と願う姿には大きく二つあるといえます。
一つは「優しい人でありたい」そして、もう一つは「強い人でありたい」。
きっと今はそうでなくとも、「自分にもっと心の余裕があったら」優しくしてあげられるのに、とか「心の余裕を持てるような強い人であったなら」なんて思ったことはあるはず。(決めつけでしょうか?)本当はそうしたいのに、今は心が荒んでそう思えないと言う時もあるでしょう。あるよね…。僕には、そんな経験があります。
なんで私ばっかり、こんな目に…
(進む道が間違っているんじゃないの?ここにしがみついていていいの?)
ハァァぁ〜、仕事が辛い…
(多分定年まで働ける潰れない会社だけど…、本当にこのままこの会社で私は働きたいの?)
なんでいつも同じ失敗ばかりするの?
(私の考え方がダメなの?)
普段は横目に見ていて、聞こえないフリして、時には人のせいにして…ほったらかしにしてきた、自分の内側の声。それはとても小さく小さく、うまくいっている時には聞こえない声。
誰の声も、世間の全てが、今は聞きたくない、一人にしてほしい。そう思った時にだけ、聞こえる音になって出てくる。そう、ようやく「開いてくれたね?」って。まるで一番暗い6等星の星のように、見ようと目を凝らした時には見えなくて、聴こうとした時には聴こえない。
あえて「聞く」という表現をしています。自分の心の門を開いた内側にある耳をもって、その音を聞くので、外の音を聞きにいったり、なんでなんで?とグイグイ「聴く」姿勢を立てている時には、その音を奏でているあなたにすら心の声は聴こえません。
実は、この一番小さい6等星の音こそが、自分のガイドであり自分をここまで連れてきてくれた張本人なのかも知れません。何度も何度も失敗をして「なんで私は何度もこんなことになるんだろう」と思ったならば、それは内側のあなたのガイドがそこから抜け出たいと真に欲しているから…なのでしょう。
だから、本当はあなたはどこに辿り着きたいか?を知っていて、どんな手段であれ、どんなに時間をかけてさえ、そこに辿り着けるのかも知れません。
なんてことを、「手紙屋」と「福に憑かれた男」の読書会を通じて、ふと思いつきました(僕の内側の心の声かも知れませんね)。
さて、先日上記のブログでも書いた通り、「本を読んで、人と出会い、講演会や読書会に足を運ぶ」と興味を保ち続けられるのはもちろん、この「自分の内側の音(内言)」がよりハッキリ、鮮明に聞こえるようになっていきます。
講演会で内言を磨く
講演会は、できたら自分の足で見つけてほしいです。それも、本の著者の講演会がいいと思います。人に連れられていく講演会もきっかけになることはありますが、自分と波長の合う人と出会えるのは、自分が読んだ本に感動したのでその人の話を聞きにいきたい!そう思って参加した方です。なぜなら本1冊を通してあなたがシンクロした「世界観」を、参加している他の参加者も持ち合わせているからです。まるで遠く離れた異国の地で、同郷の友人にあったかのような人たちとその場所を過ごすことになります。
そんな時に、作者の言葉はあなたの心で眠っていた「内言」に火をつけます。
悔しいと思ったあの瞬間や、忘れかけていた大切な夢。そうした使われなくなった竈門(かまど)に、再び「火」が入れられます。それは、同じように参加している周りの人たちや、作者の言葉に対して「感動した」というあなたの波長にあった言葉遣いを通して、作者が想いを伝えてくれるからです。
ただし、感動の語源である「感即動」(感じたら、すぐに動く)(感じさせることで、人は動く)(感じ方を変えれば即、行動が変わる)の通り、講演会からのあなたの動き出し方が大切です。人は大体2週間もすれば、せっかく入れた心の竈門の火を絶やしてしまいますから。(実際僕も何度も絶やしてきました)
読書会で内言を磨く
そんな時におすすめなのが読書会です。
実際、僕もそんな「感即動」の話を聞いて、講演会の1週間後に動き出したのが今の読書会です。「人生の教科書」と銘打った作家喜多川泰さんの書籍だけを扱った読書会を始めたのです。実のところ、それまでの人生で参加した読書会は片手の指で足りる程しかありませんでしたが、毎週つづけてほぼ150回になりました。
僕の読書会は「読書会」と言いながらほとんど本を読まない。「感性」の連鎖を狙った読書会です。「響き合い」といってもいい。その日定めた範囲の中で、自分が感じたところ、気になったところ、線を引いたところ。それを、自分の経験や感じたこととしてみんなの前で発表する。少人数だから、自分の感じたことを発言することができる。
すると、誰かの内言を言語化した言葉に、自分の内言が反応する瞬間があるんです。まるで音叉が共鳴するかのように。そもそも、その誰かの発言自体が、読書会の本のとあるフレーズや、主人公の感情表現に自分の内言が反応して「あ〜そうそう」って引き起こされるもの。本のシチュエーションでは思い起こせなかったあの時の感情も、誰かの経験と想いを言葉にした発言によって、連鎖的に思い出されることがあります。
まとめ: 本と人との出会いで人生感度を向上させる
うまくいっている時は無視してしまいそうな、自分の奥底にある小さな小さな自分の声(内言)。
渦中にいる時には、その声が大きくなってあなたを突き動かしている。それがあなた自身が最も大切にしている「信念」だったりします。でも、人は渦中にいるうちはなんとかその状況から脱するために、その内言によって行動してきたにも関わらず、「喉元過ぎれば熱さ忘るる」のごとく、普段はあなたを救ってくれた大事な大事な価値観を無視して生きているものです。
だから、本を読む人、とくに心情描写の多い小説を読む人はこの自分の内にある声(内言)を聞くのが得意です。さらに講演会や読書会にいる人は、周りの人の力を使って自分の内言(あなたを駆動させている大事な価値観)を言語化することができ、より深くより素直に、自分の心に従った行動ができるようになっていきます。
しかも、フィクションの世界でそれを感じられますから、あまりズタボロになるまで自分の心を痛めつけないで、自分の心の声に従えるようになるんです。
そういえば、論語の一説でしたでしょうか?こんなのがありました。
全然40で迷いましたし、いつになったら迷わなくなるんだろうと思っていました。でも、この状態になるのは単純に時間だけではありません。自分の人生を賭けて、そんな自分の「心の欲するまま(内言)」を聞けるようになるのもいいでしょうが、「孔子」のように読み書きする人でさえ70年を要したのです。
それを、人間の共感力という力を使って圧倒的時短ができるのが、「本」と「人」と「人が集う場所」だと思います。天命にたどり着いて、ようやくスタートです。AI時代、「心の欲するままに行動しても道を越えることがなくなった」状態からが、あなたの幸せを達成する時間。
まだまだ「心の欲するままに行動しても道を越えることがなくなった」という状態からは程遠いですが、なんとなく「読む」ということ「自分の内側を知る」ということという「自力」によって、AIやテクノロジー、そして人という「他力」を扱えるようになるという構造だけは見えてきたように思います。
勝手に人生折り返しの50歳だと思っていますが、「心の欲するままの行動」が自分にも周りの人にも良い循環を生み出せるように現代の自力と他力の使い方を広めていきたいと思います。
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