「あ、いいこと思いついた!」
と小学生の僕。ところが5分後には
そんなことすっかり忘れて遊んでる
あのアイデアが具現化されていたら
今ごろは巨万の富を…笑
さて、今日はずいぶんと
自分の叡智(えいち)を残せるように
なったと思いませんか?という話
Zoom の要約、iPhone のジャーナリング
使いこなしていますか?
忘れ去られた記憶
諸説あるが、ヒトは一日に6〜7万回思考すると言われている。仮に7万回とすると…
70,000 ➗ 24(時間) = 2916.6666… ≒ 2917
2917 ➗ 60(分)= 48.45 ≒ 49(回/分)
この計算に基づくと、およそ1分間に平均50回もの思考をしていることになる。このレベルになると、意識に上る思考もあれば、無意識下でふっと湧き上がる思考もある。
頭や背中が痒いなぁ…とふっと手を伸ばす思考や、「あ、あれやらなきゃ!」という思考。中には、世界を変えてしまうような大発見的な思いつきさえある(いや、きっとあったはずだ😁)
ところが、昭和時代のボクはそれを残す手段すらなかった。いいこと思いついた!とランドセルから「じゆうちょう」と鉛筆を出している最中に…「あれ?何を思いついたんだっけ?」と忘れてしまう。
なぜなら、脳の一時記憶回路(ワーキングメモリ)はもって数十秒だからだ。
ところが、時代は変わった。スマホの登場です。
いつでもさっとメモが出せるのは勿論、音声で「Hey Siri!17時にアラームをセット。アラームのタイトルは〇〇さんに電話する」と瞬時に自分が忘れないためのリマインダーをセットしたり、メモに残したりできるようになった。
そう、テクノロジーの進化によって「記録を残す」という、時間のかかる活動はほぼ時間ゼロで達成できるようになっている。と、ここまでは数年前の話、ここからは明示的に残さなくても残る話をしようじゃないか?
Zoomで議事録もAIに委ねる時代へ
COVID-19(新型コロナ)の流行によって、テレビ会議システムは手のひらサイズで誰でもが享受できる時代になった。結果として「Zoom飲み会」なんていう、30年前の人が見たら
テクノロジーを無駄遣いするんじゃない!
と怒りかねない使われ方までして、一気に普及した Zoom(笑)。
いまや、そんな Zoom には要約機能が搭載されているのをご存知でしょうか?
画面共有の横にさりげなく(ないか…)置かれた、「要約を開始」と「AI Companion」機能。AI Companion 機能は、会議に遅れて参加した人が、自分のことを話題にしなかったかを AI に尋ねることができる機能だ。
そして、本題の「要約」機能は、会議で話し合われた内容が会議終了後、数分ののちに Zoom に設定しておいたメールアドレスにメールとして送られてくる。以下は先日 Facebook ライブを行った時の要約だ。
まだまだ、かなり笑える内容なんだけど(笑)
うーん、誰やねん、ヨシノリさん、ヤストミさん、吉田山田さんって…。
それでも、そんなこと話したっけ?と言うテーマすら拾っているのは、ありがたいこと。
最近追加された iPhone の「ジャーナル」アプリは、いつどこに立ち寄って、どんな写真を撮ったり、どんな音楽を再生したりといったことが、つぶさに記録される。
思考を言語化する新たな技術
ChatGPT の Voice Conversation の機能によって、AI と実質的に「対話」が成り立つようになった。それは、まさに「AI への指示」ではなく「AI との対話」。
そして、その対話の記録は一言一句漏らさず、文字として残すことができる。いまや、思考の記録さえも文字化できる時代だ。歴史を積み重ねてきたのは、文字を発明した人間だからこそであり、その文字すら無意識下で書き記せるようになってきたテクノロジーの進化(とそれを推進してきたエンジニアの努力)に、改めて敬意を払います。
まとめ:テクノロジーによる叡智の永続化
Siri や OK Google による、メモ機能。
Zoom の要約機能。
ジャーナルによる、移動履歴とスマホ内行動の記録。
ChatGPT の Voice Conversation による思考の記録。
情報が無限に近い形で記録できるようになっていくと、世界が変わります。
スピリチュアルの世界では、昔から「アカシックレコード」という概念があります。
なにをそんな夢物語のような…と思っていましたが、案外僕たちのすべての出来事や、事象は記録できてしまうのかもしれません。あなたは、あなた自身の無限の叡智にアクセスできるとしたら、何をしたいですか?
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