AI時代のクリエイティブに必要な「欠け」の存在:日本の伝統から学ぶ創造力

AIに特化した X のアカウントを作成しました🎵このブログのエッセンスもお伝えしていきますので、よかったらフォローしてくださいね☺️ 「ブログからきました!」ってコメント頂けますと嬉しいです!
👉 https://x.com/aiclass_g2

目次

AIフィギュア画像における「欠け」の強み

最近、ざっと100体ほどのプロフィール写真を使ってAIに「フィギュアっぽい画像」を生成させました。このプロセスでは、写真を言語で描写し、その言語情報を元に画像を生成します。ここで重要なのは、より現実的な再現ではなく、意図的に情報を落とすことで生まれる価値です。

人は加齢とともにシワができたり、髪が薄くなったりと、さまざまな変化を経験します。これらの細かなディテールをすべて再現することも可能ですが、あえて情報を「欠け」させることで、個々の特徴をぼかし、より普遍的な美しさを引き出すことができます。

最近、娘が「デジカメない?」って聞いてきました。「今更デジカメなの?」と思い、10年も前のデジカメを手渡しましたが…、その画質の悪さがあえて「エモい」んだそうです。

AIフィギュア画像って、どの画像も同じような目だったり口だったりになるんです。よくよく見ると、残っているのは服装だったり表情の雰囲気(笑っているとか、真面目な表情だとか)とか、長く愛用してきた髪型だったりします。

でも、それでいいんです。シワや髪の薄さといった具体的な特徴を省くことで、見る人がそれぞれのフィギュアに自分自身の経験や記憶を投影する余地が生まれますし、シワや寝癖には、フォーカスしたくないんですから。

「欠け」の美学:日本の伝統文化からの学び

以前、「才能をひらく編集工学」という本で、日本には「間」という「欠け」を楽しむ文化があるというのを読んで、確かにそうだな…と感じました。この本、今でもちょいちょいと思い返しては読み込むバイブルのような本なのでおすすめです。👇👇👇

楽天ブックス
¥1,980 (2024/06/06 05:46時点 | 楽天市場調べ)

水墨画における「間」

日本の伝統的な水墨画では、余白や空間(間)が重要な役割を果たします。描かれていない部分に鑑賞者の想像力が働き、作品に深みが生まれます。詳細な描写を避けることで、見る者の心に訴えかける力を持ちます。

枯山水における「欠け」

枯山水は、水を使わずに自然の風景を表現する庭園です。砂や石を用いて水の流れを暗示し、見る者の心に自然の風景を想像させます。この「欠け」が、静けさと美しさを引き出す要素となっています。

ジーニー

水を使っていないのに、水を感じさせるってすごいと思いませんか?

茶室の「欠け」

茶室は、極めて簡素な空間ですが、その中には広大な宇宙の概念が凝縮されているのだといわれます。装飾を省いたシンプルなデザインが、参加者に心の静けさと内面の充実をもたらします。「欠け」が空間を豊かにする原動力となっており、小さな茶室が広大な宇宙を表現しているのです。

AI時代における「欠け」の価値

AI技術が進化し、情報をより完璧に近い形で提供できるように近づいています。だからこそ、意図的に情報を「欠け」させることが重要です。

なぜなら、完璧であればそこに何を足す価値も生まれないからです。

ジーニー

たとえば、僕のパソコン教室に超優秀な生徒さんが来て、私が一切教える必要のない完璧な生徒がいたとしたら…。僕の存在価値はありませんね😆。どうか完璧な生徒は来ませんように…🙇


最近のAIによる画像生成は「言葉(テキスト)から画像(イメージ)を生成する」txt2imgと呼ばれるものが主流です。例えば、以下のような説明から頭の中に絵は浮かぶでしょうか?

日本のアニメ風で、明るいコンピュータ教室のシーン。黒いポロシャツを着た男性の先生が後ろに立ち、とても心配そうで困った表情をしている。初老の女性がコンピュータに座って、自信に満ちた完璧な態度で滑らかに操作している。教室は明るく風通しが良く、大きな窓から日光が差し込んでおり、柔らかな色合いで友好的で暖かい雰囲気が漂っている。

たぶん、この説明を聞いてなんとなく頭に映像が浮かんでいるのではないでしょうか?ところが、言葉というのは絵よりも情報が「欠け」ています。それは次の画像を見れば明らかでしょう。

ジーニー

どうでしょうか?あ、パソコンってそんなにいっぱいあるんだ!?とか、ノートパソコンだと思っていた、とか。先生ってもっと太っているかと思った、とか。「欠け」ている情報の中でいっぱい想像したでしょ?

AIによる画像生成においては、言語から画像を生成するプロセスで欠けた情報が補われることがあります。これは僕たちの脳内でも起きており、その差が今あなたが感じたような「ギャップ」として生まれてくるのです。このギャップがなんともクリエイティブだと思いませんか?

まとめ:「欠け」の力を信じる

昭和・平成の時代を生きてきて、僕は今年50歳を迎えます。僕たちは常に自分の「足りない」なにかを埋めようと頑張ってきたんですね。それが原動力だった。

ジーニー

でも、それって随分と大変じゃありませんでした?
苦しくありませんでした?

AIの進化を見てきて、これからも、その「欠け」が原動力になるのはなんとなく変わらないだろうなって思っています。でも、自分ができないことはどんどん、AIやロボットができるようになってきます。

そう、「あなたはなにもしなくていいですよ」という時代がやってきます。会社ならば「お前は何も仕事をするな!」と仕事を与えられない社員のように、家庭ならば「お父さんはもう十分働いたから何もしなくていいのよ」と定年後に過剰に労わられる父親のように「何もしなくていいと言われる時代が来る」。

ジーニー

でも、それって辛いのがわかるでしょ?きっと人は誰かの役に立ちたいのです。

そしてそれが、意外にも「欠け」ていることだとしたらどうでしょうか?あなたがうまくこなせないから、その人に役割を作ってあげているのだな、と。

50歳から先は「欠け」ていることを強みに、「欠け」ていることが人知れず人の役に立っている、逆転の世界を描いていこうと思います。苦しかった自分の「欠け」を活かすだなんて…、なんともクリエイティブだと思いませんか?それが、ここ日本ならばできると思うのです。

ジーニー

AIと言葉の力で弱点を逆転♻しよう!

「構造読み解きセッション」やってます

いつも、このブログを楽しみにしてくださりありがとうございます。このブログでは独自の視点で「ネガティブ」を「ネガティブ」なまま前進するエネルギーに変えられるような論理展開をしています。「欠け」を原動力として使う方法を書いているということになります。

あなたの人生において、どうにも前に進める解釈ができないという方は、このブログと同じように工学的、心理的、脳科学的、量子力学的、スピリチュアル的な観点から、構造の読み解きセッションをさせていただきます。人によっては「言語化」ととらえる方もいますが、受けてくださったクライアントさんからは「内部構造が分かる」というご感想を頂くことが多いです。

ポジティブに変換しているように見えるかもしれませんが、無理やり属性を変えるような展開はしませんので「ポジティブ」アレルギーがある人にも、受け入れてもらいやすいようです。

もし、ご興味がある方がいらっしゃいましたら 60分 11,000円(税込)のところモニター10名限定で 5,500円(税込)にて、セッションさせていただきます(残9名)。なお、紐解きの際にやむなく延長した場合も追加料金はいただきません。以下の LINE 公式から「セッション希望」とご連絡ください。

LINE Add Friend

ChatGPTデイリーハックと AICLASS Begins

現在、週に3日 朝30分の時間を使って、ChatGPT をはじめとする AI ツールの活用を日常に落とし込む「ChatGPT デイリーハック」という学びの場を提供しています(月額 3,300円)。私が ChatGPTをどんなふうに活用しているのか?AIの使い方に加え、画像生成AIや、検索AI、さらには音楽生成AIに至るまで、私だったらこう使うという視点で 30分を共に学び意見交換しています。

なにより、参加者の皆さんがどう使いたいのか?というのがわかるのも非常に学びになりますね。

興味のある方は、以下のLINE 公式アカウントから「デイリーハック詳細希望」とお知らせくださいね。

LINE Add Friend

私がこの AI という革新的技術の世界につねにアンテナをはりつづけられるように、上記 ChatGPT デイリーハックとは別に、運営している Facebook のグループ「AICLASS Begins(アイクラスビギンズ)」があります。私自身のモチベーションのために運営しているので、このグループは完全無償提供しています。あなたの参加と反応が私の栄養源です。

その性質上、AI と共に暮らす(CLASS)という前向きな人に参加してほしいので、私からの招待制とさせていただいています。

このグループへの参加希望の方は、上記の LINE 公式アカウントから

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ジーニーのアバター ジーニー スピリITエヴァンジェリスト

「自力と他力、二つの力が共鳴する時、未来は無限に広がる」。テクノロジーとスピリチュアルの世界をブレンドし、それぞれの力を最大限に引き出す方法を伝える情報を提供しています。「わたしならできる」という自力、「あなたを数百数千倍に輝かせる」テクノロジーという他力。自分を信じ、テクノロジーを活用する一歩を踏み出しましょう。

コメント

コメントする

目次