「ムズカシイ」の呪い

感性を言葉にする

言語化マイスターのジーニーです♪

 

あなたは

「むずかしい」という言葉に

どんな意味をくっつけていますか？

 

1.  むずかしい（、けど面白い）

2. むずかしい（、でも何とかなる）

3. ムズカシイ（、から私にはムリ）

 

3. だと思った時には

ムズカシイの呪いに

気をつけたほうがいい。

 

 

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  お客さん、それはムズカシイ話ですよ

 

パソコンや、スマホアプリを

作る時には

 

家を作るのと同じように

工程表を作ったり

設計図を作る

 

そうするとこの時点で

施主さん（依頼者）に対して

 

お客さん、

それはムズカシイ話ですよ

とお伝えする場面が出てくる

 

たとえば、

お腹を壊しやすいので

２階建、４LDKの家に

５個のトイレをつけたい

 

なーんて言われれば

え？５個？

それは（予算的に）

ムズカシイですよ

って意味になる。

 

 

 

 

たとえば

開放感のある家にしたいので

柱なしの全面ガラス張りの

家にしたいです！

 

なーんて言われれば

 

それは（構造的に）

ムズカシイですよ（ムリですよ）

って意味になる。

 

 

  「やめてしまえ」を納得させるためのツール

 

そう、

「ムズカシイ」は

 

お客さん、

そりゃぁムリですよ

やめましょう

 

をやんわりと

納得させるための

言葉なのだ。

 

そして、その矛先が

自分に向いた時

 

「ムズカシイ」は

思考を止める

呪いの言葉に変わる

 

 

  ムズカシイの呪い

 

パソコン教室をやっていると

生徒さんの

口から出てくる言葉が

 

圧倒的に呪いの言葉に

なっていることが多い

そう、用語に飲まれている。

（わたしには
　書いてあることが

　理解できません。

　だから、読みません）

 

例えば、

「前年度比を出しなさい」

と書いてある時に

ヒントがついてる。

 

「前年度比は

　令和3年度売上➗令和4年度売上

　で出します。」

 

ヒントというか、

答えじゃないですか？

 

でも、

「前年度比？ムズカシイ」

と呟いた瞬間

本人も気づかないうちに

呪いに支配される。

 

（私にはムリ

　先生、噛み砕いて

　流動食にして

　食べさせてください。）

になってる。

 

そんな時は

呪いを解くために

いっしょに声に出して

ヒントを読んでみる。

 

 

 

 

喜多川泰さんの

小説「ソバニイルヨ」には

こんな感じの

中学生の隼人と

AIユージーのやりとりがある

 

「隼人、超能力者ジャナイ。」

「は？」

「問題を読まないで

　コタエ出せるの超能力者ダケ。

　それ、ワカラナイじゃなく

　面倒クサクッテ

　逃げたッテ言う」

 

「ムズカシイ」の呪いにかかると

自分でも気づかないうちに

面倒くさくって

逃げるクセがつく

 

そこには中学生も大人もない

 

 

 

 

  むずかしいという魔法の呪文

 

ムズカシイを書き換えよう。

まずは、自分の口から出る

「ムズカシイ」に気づくだけでいい。

 

3. ムズカシイ（、から私にはムリ）

 

という「呪い（のろい）」

に気づいたら言葉にしてみる。

 

1.  むずかしい（、けど面白い）

2. むずかしい（、でも何とかなる）

 

最初はそう思えなくていい。

だって「呪い（まじない）」だから。

唱え続ければ

 

自分の思考が変わり始める

「読めばなんとかなるよね」に。

 

  まとめ

 

1.  むずかしい（、けど面白い）

2. むずかしい（、でも何とかなる）

3. ムズカシイ（、から私にはムリ）

 

自分のムズカシイが

3. だと気づいた時には

1や2を唱えよう。

 

言葉が変わると

思考が変わり

現実が変わり始める。

 

本を読んでいると

人生の困難な場面に

でくわした時に

 

困難を溶かすのに

ぴったりなフレーズを思い出す。

 

「呪い（のろい）」を

「呪い（まじない）」に

変えるフレーズを思い出す。

 

そんな本や人と

出会える場所「楽読」

を作っています。