2024年9月21日に
とある対談のファシリテーターを
務めることになる。
4年前の自分には想像もできなかった
ことが現実になる。
もしもあの日
一冊の本を手にしてなかったら
もしもあの日
あの人に会ってなかったら
もしもあの日
行動を起こしてなかったら
この日はやってこなかった
予想できない未来は
予想できない行動の中にある
今日はそんなテーマのお話です。
9/21に集大成を迎える日:新たな挑戦のスタート
このブログで書いてきた「読む」ことへのこだわりを、本にまとめたいと思う。9/21までに電子書籍リリースできる形で…あれ?もう10日ないじゃないか(笑)
なぜならば、9/21 神奈川県相模原にて、一つの講演会がある。そこで、一旦この4年間の活動を集大成で締めくくりたいのだ。
作家 喜多川泰さん と その喜多川ファンの皆さんの聖地とも呼べる伊丹の本屋「ブックランドフレンズ」のこんぶ店長のコラボ講演会である。そこで、このお二人の対談のファシリテーターを務めさせていただくという大役をいただいた。そう、この講演会はお二人に対しての、僕からの感謝を伝える日でもある。
人生を変えた一冊:「『福』に憑かれた男」との出会い
僕は、COVID-19 が猛威を振いはじめた 2020年に喜多川作品に出会った。
当時「ステイホーム」という言葉が流行り、海外では都市全体がロックダウン。出入りができなくなって行った。日本はそれほどでもなくとも、県外に出ようものならば白い目で見られるという、なんとも奇怪な時期だったと思う。
そんなステイホームに、Facebook 上では本を紹介しあう「ブックカバーチャレンジ」という活動が流行っていた。一週間7冊の本を表紙だけアップして紹介し、次の人に回す。そんな活動だった。
その時に友人から、ジーニーさんにおすすめですよ!と紹介されたのが、喜多川泰さんの「『福』に憑かれた男」だったんです。
この本は、近くに大型書店が立ち、窮地に追いやられる一軒の本屋が舞台となっている。そう、この本のモデルになったのが、伊丹の「ブックランドフレンズ」という本屋で、主人公のモデルになったのがこの「こんぶ店長」と言われている。
当時の僕は、ようやく自己啓発書を読めるようになって、偉そうにも本が読めるようになった。そう思い込んでいた。速読を 2019年の誕生日から初めて、約9ヶ月で70〜80冊ぐらいは読んだ頃だったろうか?
そんな僕に、小説というジャンルの本が「おすすめですよ!」ときたわけです(笑)
当時の僕は、読んだら得られるものが分かっている「自己啓発書」というのは役に立つ本。「小説」なんていうのは、何が得られるかわからないもので、ストーリーを楽しむ「趣味」としての価値しかないと思っていた。
好きで本を読んでいるわけでもない僕にとって、「小説」を読むことは無駄、だったのだ。そんな僕に、試練のようにやってきた「小説」(笑)。今にしてみれば COVID-19 のおかげで僕はこの本を読もうと思ったわけで、その意味では感謝をしています。
行動を起こすために必要な『許可』とは?
限られた命の時間を「小説」なんてことに使っている場合ではない、
と思っていたら僕は一生 喜多川作品に出会うことはなかったでしょう。
そこには「大切な友人から勧められた」「速読講師たるもの幅広いジャンルの本を読むことも必要」「そろそろ他のジャンルの本も読み始める頃だよね」という、「小説なんて時間の無駄」という禁止ワードに釣り合うだけの「許可セット」が必要だった。
そう、たまたまこの時は釣り合ったのだ。
喜多川作品の一つに「ライフトラベラー 〜人生の旅人〜」という本がある。その名前の通り、主人公はこれから旅に出ようとする。なかなか行動が起こせない主人公に、友人がこう語る。
まさに、この時の僕は「〇〇する方法」「〜するための時間術」みたいに、自分が手に入れられると想像できる範囲の本しか読んでいなかった。小説を読んで、自分の可能性が開花するだなんて想像もしなかったのだ。
ましてや、4年後にこの作家さんの対談のファシリテーターを務めるだなんて…。ファシリテーターという可能性を開花させる人生は送れるわけがなかった、わけです。
まとめ:本と人との出会いで人生は変わる
僕は、人と本の間で自分の可能性は開いていくと思っています。
この本を紹介してくれた友人がいなければ、本に出会わなかったし、対談のファシリテーターにもなっていなかった。でも、あの日手渡された本を読んだ自分がいなければ、お二人に特別な感情を感じなかったし、今回のファシリテーターにご縁も感じなかっただろう。
それだけに、「小説」というのはご縁を紡ぐものなのです。
小説の効果は、いくつかの記事を書いているので、気になったものをぜひ読んで欲しいと思います。
秋の夜長に…あなたの可能性を広げる、小説なんていかがでしょうか?
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